今年は「暖冬」だとか。
確かにあたたかな日が続いていた。それが、この金曜日(12/19)あたりから冬型が強まり、北風がビュービュー吹き付ける。土曜の朝は拙宅の庭もうっすらと雪化粧したほどだ。で、いよいよ日曜に登山靴の紐を締めた。先月のアタマに山口で歩いて以来だから、一月以上空いている。
振り返ってみると、今年はあんまり歩いていないなぁ。掛け声ばっかりで、六甲も大舟山も何回も歩いていない。あかんなぁ。
今回は来るべき海外遠征に向けての足慣らし。朝の10時から外せない用事があるので、それまでには降りてこないとあかん。それに、積雪と凍結の恐れがあるので、電車かバスで行けるところだ。
で、結局、芦屋川から柿谷コースでゴロゴロまで、そこから苦楽園尾根を降りるか、奥池からバスに乗るか。
5時に起床。ポットに熱い紅茶(蜂蜜をたっぷり入れる)を用意する。思ったほど寒くはない。門戸を6時前の電車に乗り、芦屋川へ。電車は始発まで飲んでいた(?)人がほとんどで、みなさん気怠いお疲れモード。
駅前で準備体操をして、装備を整える。気が入っているせいか全く寒さは感じない。温度計を見ると3度ほど。薄い月がキレイに光っている。まだまだ星も輝いている。いい天気だ。
駅からは車道を歩く。かなり登ったカーブ#12が柿谷コースの入口。ずいぶん明るくなって、もう星は見えない。
ここからは舗装道路に別れを告げ、地道になる。暑くなってフリースを脱ぐ。
だんだんと高度を上げると、雪が目につきだす。最初は木の葉の上にうっすらと残っているだけだったけど、やがてそこらじゅうが白くなる。
駅から1時間も歩けば「見晴らし岩」。ここで一息入れる。もう汗びっしょり。この岩も雪をかぶっている。タバコを飲んで、熱い紅茶をたっぷり飲む。
昨日から今朝にかけても積もったのだろう、踏み跡が付いていない新雪の上を歩くのは気持ちいい。
長いことサボっていたからなぁ、散歩程度のコースなのに息が上がる。ほんまにあかんなぁ。
なんて、思っていたら、いきなり苦楽園尾根コースと出逢う広場に出た。なんかほっとした。もちろんそのままゴロゴロの三角点にごああいさつ。1年振りですね。
晴れ上がり、雲がないいい天気。
事前の調査によると、ごろごろ橋からのバスの時間がちょうどだ。温度計は0度をちょっと割るくらい。凍てついた舗装道路に手を焼きながら見上げると、東お多福山も綺麗に雪化粧していました。
おつかれさまでした。
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