このところ『遠征』が続いていたので、今週は久しぶりにホームグラウンドの六甲へ。しかも歩き慣れたコース。新鮮味はあまりないけど、こんなコースが落ち着いていいのです。
クリスマスのこの三連休、土日は底冷えのする寒さだった。神戸でも初雪が舞ったらしいですね。土日は寒さに負けて起きられなかったので、クリスマス・イブの24日に歩くことにしました。
5時過ぎに起きて新聞を読みながら軽い朝食とコーヒー。昨日に較べるとすごくあったかい。刺すような寒さじゃない。手早く準備をして6時過ぎに出発。
先週の赤城山は、耳やほっぺが痛いほどの冷たさだったけど、今朝は全然ヘイキ。
電車を乗り継いで芦屋川へ。しまった、スパッツを忘れて来ちゃった。ちょっと気合いが入ってない。そう言えば、地図もコンパス・温度計も忘れてきたみたい。あかんなぁ。
準備体操をして、まだ暗い道を歩き始める。空は快晴。星が綺麗に輝いている。だんだん明けてくる空を見ながら歩いていると、空の表情がどんどん変わっていくのがよく分かる。最初は群青色なんだけど、すこしずつ赤みが増して、濃い紫色に変わっていく(言葉じゃ上手く表現できないから、早起きして実際に見てもらうのが一番なんだけど!)。
|
木々の間だから陽が登る |
舗装道路を20分ほど歩いてようやく柿谷の入口。もうすっかり明るくなっている。今朝は風が無いから、暖かくていいんだけど、下の方はちょっとかすんでるのが残念。
ここからはやま道。一汗かくまで頑張ろう。そんなに高度差はないから楽勝で歩けます。やがて、尾根筋に出る。芦屋川を挟んで向かいの尾根に顔を出したばかりの朝日が当たって、紫がかって光ってる。なんとも言えない色をしています。
尾根を歩くと左右の下界からの音が「むわ〜」っとわき上がってくる。この感じ表現するのは難しいな。都心に近い六甲ならではのこの音の気配。
前に来たときにボクが勝手に「見晴らし岩」と名付けた巨岩に到着。一息入れよう。ザックを降ろすし、ヤッケを脱ぐと、背中からもうもうと湯気が上がる。ストーブに火を入れてコーヒータイム。もうすっかり陽は高くなって「明け方」と言うよりもすっかり「午前中」という風情です。
ここからゴロゴロ岳の三角点まではもう少し。今朝、野鳥たちは鳴き声やさえずりは耳にしたけど、姿はあまり見せてくれなかった。途中で伐採されている箇所もあったしね。
|
お久しぶりです! |
素直に苦楽園尾根を下り、バスの時間が合わなかったので、甲陽園の駅まで歩きました。ちょっと朝が早かったせいか誰にも会わず、ホントに静かなクリスマスの朝でした。
きっと今朝のゴロゴロが今年最後の山行、来年も頑張って元気に無事故で歩くぞ!
おつかれさまでした。
|