先週に続いて、今週も六甲。今回は会社の仲間のたかお先生となっちゃんと3人のパーティー。西宮市にある柏堂(かやんどう)にあるたかお先生の家を9時少し前に出発。前日からこの冬一番の寒波が襲来していて、今にも白いモノが落ちてきそうな雲行き。六甲颪(ろっこうおろし)が頬に突き刺さり寒いと言うより「痛い」。寒さ対策は万全?
苦楽園中学の横を通って苦楽園尾根のとりつきへ。ここからゴロゴロ岳までは今回で3回目。今日は同行者がいるためか、「ゴロゴロなんて楽勝」という気の弛みからか、この1時間がごっついツライ。「こんなはずではない!」と思いながらも青息吐息。「もう、アカン!」と観念しかけたときにゴロゴロ手前の鉄塔に到着。救われた!
| |
ゴロゴロ岳山頂で、
たかお先生となっちゃん
|
ポットから熱いコーヒーと紅茶でホッと一息。歩いている間はそうでもないけど、一旦立ち止まると体中が痛いほど寒いです。気温は氷点下?
奥池の超高級住宅街を抜け、お多福山登山口から蛇谷に沿って「土樋割峠」(なんて読むんだろう?)へ。この道は谷沿いにダラダラ登るコンクリで固められた道。このあたりからぼつぼつと雪が降り出してきた。道の脇から流れ出る水が道の上で分厚い氷になっている。氷の下のは枯れ葉が敷き詰められていて、透明なカンテンの下に落ち葉があるように見えてとても綺麗です。土樋割峠からは野趣あふれる普通の山道。この日は気温は低いものの先週と違い雪は強くならず、時折小雪が舞う程度でした。土樋割峠まではあんまり高度を稼いでなかったので、蛇谷北山までは急な登りが続き、脚が重くなります。途中で2回の小休止を挟んで、ようやく蛇谷北山へ到着。
「寒い!寒い!」と騒ぎながらストーブを着火。お湯が沸くのを待つのがもどかしい。おむすびを頬張り、熱いカップヌードルをノドに流し込みます。「あぁ、美味しい!」生き返ります。ここからは六甲アイランド方面への展望が開けていて、新緑の頃にはさぞかし気持ちのいいコースだろうなと思いながら荷物をまとめ、もう一踏ん張り。
| |
六甲最高峰で、 たかお先生となっちゃん
|
石の宝殿を経て東六甲ドライブウェイに合流し、先週とは打って代わって雪のない最高峰へ。最高峰到着は12時10分。今日は魚屋道(ととやみち)を楽しく3人で語らいながら有馬へ下り、温泉会館で汗を流してバスで宝塚まで帰りました。雪が無い代わりに至る所に霜柱が立っていてサクサク気持ちのいい山行でした。
お疲れさまでした。
|