「最後の恋、初めての恋」 |
07/Feb./2004 |
シネ・リーブルで観ました「最後の恋、初めての恋」2003年の日本・中国合作映画。原題「最后的愛、最初的愛」上海を舞台に、日本から転勤してきた青年サラリーマンと、現地の中国人女性が恋におちる愛情劇。
日本人の青年には渡部篤郎。
最初、この映画を観る前から渡部篤郎という役者にどうも嫌悪感があった。彼の他の出演作を観てきているわけじゃないので知ってるようなエラそうな事は言えないけど、なんとなくその風体と演技になにか鼻につく。案の定、今回の映画を観てもそう思う。 「なんなんだこいつは!」
これが結局最後まで尾を引く。まったく彼に感情移入できないので、そんな人間にドン・ジェが一目ボレしたり、シュー・ジンレイと恋に落ちたりというお話しについてけない。会社でのエピソードは終盤置き去りにされて、どうもストーリーそのものもいい加減っぽい印象を受ける。
日本人の監督、つまりこれは日本の作品だからかな。せっかくの上海を舞台に、これだけのキャストを揃えながらやってることは日本のドラマと同じなんじゃないかなぁ(ドラマ観ないけど)。もうちょっと中国らしいお話しにして欲しかったよ。 次回は「ラブ・ストーリー」をご報告します。 |