6/09・鵯越から新神戸まで

今回は山中コースで清々しい


先週に引き続いて今週もやま歩きを楽しみました。
今日は「梅雨の中休み?」。梅雨入りしてからそんなに降らないので助かりますね。

コースは先週の続き。
神鉄の鵯越をスタートして、菊水山、鍋蓋山を経て市が原、ここから新神戸までのコースです。

鵯越には6時過ぎに到着。この駅に降り立ったのはボク一人。先週に懲りて、しっかりと準備体操をする。
新開地行きのホームの脇からコースは始まる。いきなり気持ちの良い山道だ。道は森の中を縫って進む。空気が爽やかで気持ちがいい。
やがて、川に沿って舗装道路に変わる、菊水山の駅を過ぎると菊水山登山口。ここからいきなりの登り。息を付く間も無いぐらいの急登に次ぐ急登だ。ここで一気に高度を稼ぐわけなんだけど、これがキツイ。
見上げても、見下ろしても階段か階段状の山道が延々と続いている。まだ1時間も歩いていないのにギブアップしたくなる。このつらさは比良や後山に通じるモノがあります。
踊り場場の場所で振り返ると、南と西側にはいい展望が開けてる。今歩いてきた川沿いの道はもちろん、先週歩いた高取山や須磨アルプス、そして明石海峡大橋まで全部見渡せる。南側は神戸の街並み、ポートアイランドから紀伊半島まで。渡る風も気持ちいい。でも、体中滝のような汗。
ここで腰を降ろしたら、もう二度と立ち上がれそうにない。
自分で自分を励まして、もう一回頑張る。やがて、頭上に空が広がり、ピークが近いことを予感させる。心なしか、登りの角度が低くなってきたような気がする。
先週のコースと違い、住宅地から距離があるせいか、同行者が少なく、静かで聞こえるのは様々な野鳥のさえずりだ。初夏に聴くウグイス、この声はホオジロでしょうか、そして切り裂くようなヒヨドリのさえずり。枯れた松の枝に姿を見せてくれるのはシジュウカラ。

青息吐息で辿り着いた菊水山は458メートルの高くない山なんだけど、その眺望は素晴らしい。山頂のベンチにどかっと座り込む。開けた山頂とこの眺めに、久しぶりの「達成感」を味わいました。

快晴!菊水山山頂

東を見れば、雄大な六甲の山塊が続く

一旦下がって、有馬街道を吊り橋で渡ると鍋蓋山への取り付き。菊水山のしんどさに較べるとへっちゃら。感動のない山頂で一息入れると、再度山へ。ここから今日のゴールまではもう目立った登りはない。
住宅地を通り抜けることもなく、木々の梢に覆われた今日のコースはほんとに気持ちがいい。大滝寺から市ガ原までは紅葉の若葉が綺麗です。秋には良い散策コースになるでしょうね。
市ガ原から布引の滝を経て新神戸、三宮までは凄い人出で、いまからハイキングを楽しむグループがどんどん登ってくる。すれ違う人たちほぼ全てと挨拶をかわすのが少々嫌になってくるほどだ。この時間からの歩きは暑いでしょうね。お気をつけて!
雄滝の近くですれ違ったグループは手に手に大きいゴミ袋を持っている。子供も交じって清掃登山のようです。ご苦労様、そしてありがとう。

新神戸を過ぎるとやたら暑い。山の中は涼しかったんだなぁ。
家に帰り着き、心地よい疲労感をシャワーとビールで癒し、横になるとあっと言う間にお昼寝タイム。気持ちよかった!

 

神鉄鵯越駅(6:15)〜菊水山(7:15)〜鍋蓋山(8:30)
〜市ガ原(9:45)〜JR新神戸駅(10:30)

 

ハマヒルガオ

アルストロメリア