「MOON CHILD」 |
07/May/2003 |
いつの間にかもう5月ですね。だからって、どうだと言うことはないんですけど。そんな中、連休に観に行ったのが今年の邦画「MOON CHILD」。場所は千日前弥生座です。
千日前に来るのは久しぶり。普段ならあまりお客さんがいないこの弥生座。でも、さすがに連休日いうこともあってか、珍しく人がちらほら。30人もいないでしょうが、それでもここでは入っている方だと思います。
いったいこれだけ集めてどんなお話なのかと言うと、舞台は近未来。 吸血鬼だから死なない。永遠の命だが、生き続けることに苦悩し、悩むというのはよくあるお話。しかしこの映画の主人公はやっぱりGacktで、彼の生きざまを描いたハードボイルド映画だろう。 やがてワン・リーホンが登場し、HYDE、Gacktの3人で組んで銃撃戦を繰り広げるところは映画の見せ場のひとつ。その後、山本太郎とゼニー・クォック(ワンの妹で口が利けない設定なので台詞が無い!残念だ!)も加わって、5人で青春映画のように愉快な日々を過すというシーンはなかなか微笑ましい。
しかしそれが過ぎた辺りで、物語は急速に萎えていく。妙にシリアス路線に走って、ちっとも面白くないのだ。これだけのキャストを集めていながら、やっぱりHYDEとGacktの映画で、ファンには嬉しいところでしょいうが、僕にはさっぱり。 別に感動するほどでもないのですが、悲しい場面でゼニー・クォックの顔がアップで出てきた時に思わず涙ぐんでしまいました。うーんやっぱりゼニーはいいなぁ。 というそんな感想でした。 次回は「母と娘」を観てきました。 |