「ラベンダー」

11/Mar./2003

  

さて、続けてシネ・リーブル梅田へ移動し観ましたのは「ラベンダー」、2000年香港。
金城武とケリー・チャン主演のラブストーリです。この二人が主演していたにもかかわらず、日本での公開は今年というのもわりと遅いですよね。

まあこの二人のラブストーリなんですが、お話はちょっと変わってます。金城武の役どころが、空から落ちてきた天使ときたもんだ。一方のケリー・チャンは、最近恋人を亡くし、意気消沈している女性。
この“愛を食べる”という天使が、愛を無くしたケリーでは傷が癒えないため彼女の家に居座って心の傷を癒すといった感じだ(どうゆう感じだ)。

金城武は昨年観た「リターナ」では、二枚目のハードボイルドな役どころでしたが、やっぱり彼は金城武はこうちょっと“抜けた”感じの役どころが面白いですね。
ケリー・チャンは相変わらずの無表情が続きますが、この映画ではまあそれなりに役どころがあってるように思えてそんなに違和感ないですが、しかしホンマによくわからん人です。

テレンス・インやヴィンセント・コクなんかがチラッと顔だしますが、ほとんど意味なかったり、というよりお話自体がよくわからんまま進んで行く。
あんまり意味を追求する話でもないからかな(“天国の門”の為にバチカンまで行かないといけないのもホントに意味がわからん!)、とりあえず金城武とケリーをのほほんと観てる映画です。

まあ僕はシリアスなラブストーリを観せられるよりかはこの方が良かったと思ってます。最後のオチは私的には予想を覆していたので、なかなか良かったという感じです。
本日はこれでオワリ!

お次は試写会で観ました韓国映画、「おばあちゃんの家」をご紹介します。