「金魚のしずく」

25/Nov./2002

  

さて大阪厚生年金会館を後にして次ぎに向ったのは動物園前シネフェスタ。 ここで観ましたのは「金魚のしずく」、2001年香港、原題は「玻璃、少女。」。

シネフェスタはうって変わってこれまた全然人が入っておらず、上映が始まるころ観客はたったの3人。また館内の休憩ベンチは誰も人がおらずシーンとしてました。前日の土曜にはハリーポッターの先行オールナイトをやってたのでそこそこ人は入っていたんでしょうね、多分。

主演はゼニー・クォック。モデル出身で、今作が映画初出演です。これまた美人、うーん中国素晴らしい。他にロー・リエ、チョイ・ティンヨー(岡村隆史に似てますね)などが出演。

故郷の大陸で刑事をしていたが、引退し香港に移ってから、ひとりで無人島の島番をしているウー(ロー・リエ)。彼のもとに電話がかかってくるところからお話は始まる。
ウーの孫娘であるチョーが、家出をし行方不明になったというのだ。ウーはチョーの母親(ウーの娘)に頼まれ、チョーを探し始めた。
チョーの残した携帯電話に、彼女の友達であるP(ゼニー・クォック)から電話が掛かってきた。ウーはPと落ち合い、一緒にチョーを探すこととなった...。

普通なら出会うことのない16歳の少女と60歳の老人。この二人が奇妙な交流を通して、現在のティーンエイジャー達の香港を写し出しているようなお話し。日本でもあてはまる、無気力な若者たちの日常だ。

しかし映画としては、よくわからん。結局なんだったのかわからんままに終わってしまいました。まぁゼニー・クォックが観れただけで良しとしよう。 今回はこれで終わりです(ホンマすんません)。

お次は「ファイティング・ラブ」をご紹介します。