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後編「永遠の恋」です。原題は「西遊記大結局之 仙縁奇縁」。
前編から話は続いていますが、後編に入って舞台はガラっと変わります。おなじみ西遊記の三蔵一行も全編に渡って登場。
三蔵役はロー・ガーイン。チャウ・シンチー映画にもよく登場する人です。「食神」では少林寺の和尚役をやってた人ですね。猪八戒役にン・マンタ。しかし豚面のメイクに一見観ただけでは彼だとはわかりません。
後編にもコメディもありますが、どちらかというとシリアスなラブストーリー。ヒロインになるのはアテナ・チュウ。彼女の出演する映画は日本では未公開のものもあるので、あまり馴染みではありませんでしょうか（実際僕も知りません）。しかし松嶋奈々子のような、健康美人といった感じの人です。
そして大暴れする孫悟空。
もちろん主演のチャウ・シンチーが演じていますが、彼も猿顔の特殊メイクに一見ではわからない（猿の惑星のような感じ）。それに孫悟空の演技というか動きが実にリアル、いかにも孫悟空というような動きです。
僕も最初は別の役者だと勘違いしてました。チャウ・シンチーのホンモノの演技力には感心いたしますね。「マスク」を演じたジム・キャリーといった感じでしょうか。
後半に入ると完全にシリアスストーリーになって、前編のノリで観ていた人にとってはやや面白みに欠ける印象があるでしょうか。日本でＴＶ放映されていた「西遊記」と同じようなノリですが、やはり本場中国ということもあってそれとは比べ物にはなりません。
是非一度ご鑑賞していただきたいと思います。
さて最後に上映されるのはチャウ・シンチー主演の代表作「喜劇王」です。
ではまた次回
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