「ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン」

24/Jun./2002

  

なんともぬるい映画でした。

先週金曜日は仕事も終わってちょうどいい時間。ひさびさに映画を観ようと向かったのは天六ユウラク座。ここではジャンクロード・ヴァンダム主演の「ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン」という映画が上映されておりました。
この映画はなんでも全米に先がけての日本先行上映とか。というよりアメリカではジャンクロード・ヴァンダムはさほど日本ほど人気はないんだろうなぁと思ってしまいます。

考古学の博士を父に持つルーディ(ジャンクロード・ヴァンダム)は大怪盗。美術館に忍び込んでお宝を盗むも警備員に見付かるが、殴る蹴るの格闘で脱出するとんでも野郎です。
ある日父が見つけた、伝説のソロモンの秘宝のありかを記した地図を目にして興味を抱く。しかしその後父親は行方不明となってしまう。彼は残された手がかりをもとに、父親の消息を辿ってイスラエルへと向かいます。
現地では地元警察につかまったり、陰謀を画策する謎の教団と攻防を繰りひろげたりと冒険アクションが展開されます。

イメージとしては、インディ・ジョーンズとジャッキー・チェンの映画(最近のジャッキーは、スタントアクションばっかりですが)を足して割ったような感じでしょうか。しかし割ったと言っても面白い部分はそのまま抜けたような、なんとも中途半端な映画です。

ジャンクロード・ヴァンダムもなかなかなアクションを見せますが、回し蹴りばっかりの単調な格闘だしもう少し考えた方がいいね。
あと彼は2枚目だけどいつもシリアスで、ジョーンズ博士やジャッキーのようなもうちょっとコミカルな主人公を演じれば面白くなるのになあと思いました。

この日は失敗した。こんなことならおとなしく酒飲んでりゃよかったと思います。
また次の映画に期待!それではサイナラ