「ルーヴルの怪人」

24/Jun./2002

  

さて、さっぱり釣れなかった(というより釣りをしてない)土曜から一夜明けて、日曜は京都朝日シネマへ行って参りました。
ここでは現在ロードショーで「ルーヴルの怪人」が上映されております。この映画は梅田のシネリーブルでも上映してますね。昼の初回より、この日劇場についた頃にはすでに60名近くが並んでおり、残りは2席という状態。

フランスでリュック・ベッソンンの映画を抜いて(といって「YAMAKASHI」ですが)大ヒットしたとう前ふれ、話題になってるということでまずまずの興業ですね。相変わらず小さい朝日シネマはスクリーンも小さいので一番前の列へ、運よく1席空いていたのでそこへ座りました。

さて、映画の方ですが、1935年、考古学者デフォンテーヌがエジプトで3,000年前のミイラを発掘するところから始まる。ミイラはルーヴル美術館へ船で輸送されたが間もなく、デフォンテーヌを含め乗組員の謎の自殺が続出した。
そして現代はルーヴル美術館、このミイラが地下収蔵室の奥深くより発見された。謎のミイラの調査が始められたが、それ以来ルーヴルでは謎の怪現象が起こり始める...。オペラ座の怪人ならぬルーヴルの怪人とはどんなものか、是非劇場で観ていただきたいところです。
しかし映画はCGを使ったSFにしてはちょっとちゃちいし、恐怖を駆り出すサスペンスにしてもちょっと単純。なんか中途半端な感じに仕上っててもの足りなさを感じます。
簡単に侵入者を許してしまうルーヴル美術館の警備や、数の少ない警備員達にホンマかいな!なんて思いますが、この映画の観どころはやはりルーヴル美術館が舞台になっているとうところ。実際にルーヴルで撮影されたらしく、おなじみのモナリザやニケ像、ヴィーナス像もちらっと映ります。これ以外にも舞台として登場する館内の研究室や倉庫なんかもホントのルーヴル内だとしたら凄いけどね。まあそんなことはないだろうけど、でも世界最高の一つであり、設備も最新の美術館がどういうものか観れるのはなかなか面白いです。

フランス映画もなかなか目が離せないですね、この映画にも出演しているフレデリック・ディフェンタール、彼が出演するおなじみのリュックベッソン監督「TAXi」も3が制作されるということでまた楽しみです。

この日はまた次の映画を観に行きました。
ではサイナラ