Mr.BOO! 愛憎バトル(仮題) |
そうか、ケイタイはどんどん乗換えるものやったんか! |
お気軽な香港映画。武侠ものや黒社会ものもいいけど、こんな軽いノリのコメディだって文句なしに楽しい。
主人公は有名作家らしいけど、行き詰まりここ何年も新作を発表していない時代劇(?)作家(もちろんマイケル・ホイ)。凄い大邸宅に住んでいる。そして娘(ミリアム・ヤン)がいて、彼女が勤める会社のプレイボーイ社長にラウ・チンワン。この3人が織り成すドタバタコメディ。
「新しい携帯電話が発売されたらそれに乗り換えるように、どんどん女の子も乗り換えないと...」という台詞がたびたび出てくるのだけれど、なんだか説得力があるようなないような...。 もう一つ思ったのが、こんな作品(失礼!)でも、大陸の市場は意識して製作されてるんだなぁ。さして必要とも思えないけど、招待に応じて作家として大陸のテーマパークへ出かけて行き、そこでひと騒動起こしてしまうなんて。う〜、しかもキョンシー風のコスチュームも出てくるのだから何とも言えないね。
ボクはMr.Booシリーズを一作も拝見していないのだけれど、シリーズを通じて特にストーリーに関連性があるわけではなく、単にマイケル・ホイが絡んだ作品を同じようにMr.Booブランドの邦題を付けて連作のように見せかけていたようです。
昨年は「OSAKA ASIAN BEAT」の一環として「韓国エンタテイメント映画祭 2005in大阪」という名称で開催された映画祭。今年はさらに「東アジア規模」へと拡大したそうで、名称も「大阪アジアン映画祭2006」と変更され、更に開催時期もおよそ一月前倒し。昨年はチェミンシクの舞台挨拶で異様な盛り上がりがあって、今年はチャテヒョンの来日もあって話題も先行していましたね。 おしまい。 |