いい人がいたら紹介して/パーフェクト・マッチ

笑って、ほろっとして、楽しめます



  

チョンジュノは、日本ではなかなか紹介されなくて、幻の韓流スターだとボクは思っていたのだけど、最近はちょくちょく出演作が上映されていますね。
それに、このチョンジュノ、「千年湖」の武将よりも、この映画のこんな役が似合っている。ボクが思うに「頭師父一体」が一番の当り役。
相手役にはシンウンギョン。この人「花嫁はギャングスター」なんでしょうが、ボクは「Blue」の彼女が好きだなぁ。 しかし、ちょこっとパクサンミョンが顔を出しているところが茶目っ気と言うか、いい味出していますね。
面白くて、楽しくて、ほろっとして、最後はハッピーエンドなんだから、よく出来たコメディ映画です。こんな軽い作品も上手に作ります。はい。

結婚相談所のベテラン相談員ヒョジン(シンウンギョン)。今まで幾多のカップルを結び付けていたけれど、自分はまだ独身。しかし、見得からかとうの昔に別れた彼の写真をデスクに飾っている。
そんなヒョンジンの前に現れたのが、この相談所でも問題児扱いされている会員ヒョンス(チョンジュノ)。この人、母親は熱心なのだが、自分では結婚する気が無いらしく、お見合いをすっぽかしたり、難癖を付けたりでなかなか話しがまとまらない。彼を持て余した他の相談員からたらいまわしのような感じでヒョンジンが担当することに...。

最初から、この二人がくっつくのはわかっているのだけど、やっぱり一筋縄ではいかない。
ヒョジンが勤める結婚相談所が開催するお見合い大パーティー。ここでのヒョジンの立場は切なさを通り越している。そして、ヒョジンの幼馴染のコンヒョンジン、だらしないけど心優しいい男を好演している。
まぁ、銃のエピソード(しかし、あんなん持って地下鉄に乗ってもいいのか?)など、蛇足なようなエピソードもあるけれど、それも一興かな。
それにしても、シンウンギョンはいつもスニーカーをバックの中に入れて持ち歩いてるのかな?

劇場公開されるのかどうかはわからないけれど、ご覧になっても十分楽しめる作品だと思います。
「コリアン・シネマ・ウィーク 2005 」は東京国際映画祭の一環として開かれたようです。このときの東京出張は急遽決まったので、東京国際映画祭のチケットは一枚も残っていなかったけれど、運良くこの作品のチケットは取れました。会場は銀座のヤマハホール。“映画も上映できる”という程度の設備、それにお尻が痛くなるようなシートでしたが、ほぼ満席の盛況でした(凄い熱気を感じましたね)。
この「コリアン・シネマ・ウィーク 2005 」では、前から気になっていた「バス、停留所」、「接続」のキムテウ主演(しかも彼の舞台挨拶付き)も上映されていました。観たかったなぁ...。

どうも何時観たのか思い出せないので、ちょっと調べてみたら、なんと10月28日でした。
う〜、ほぼ二ヶ月も前に拝見した作品を今頃紹介するなんて...。すんません。

おしまい。