南極日誌 |
この映画が記憶に残るのは... |
ソンガンホの新作ということもあり、公開される前から結構話題になっていて、ボクも楽しみにしていた作品だった。でも、いざフタを開けてみると、あんまし芳しい評価は聞こえてこず、観客動員も思ったように伸びていない。
お話しそのものに問題があったのではないだろうか? 「到達不能点(P.O.L=Pole of Inaccessibility)」 南緯82度08分東経54度58分に位置し、どの海岸線からも最も遠い地点にある南極の一地点。海抜3,700m、氷の厚さ3,000m、地球最低気温80度をしばしば記録する、地球上で最も自然条件の過酷な場所。ソ連探険隊が1958年にただ一度だけ征服。その後“到達困難極”“到達困難点”と呼ばれる事もある。 (「南極日誌」公式web-sietより)
う〜ん。知らなかった。
そこへ到達するために韓国隊が結成され、その隊長がソンガンホ、隊員にはユジテはじめ5名の計6名の探検隊。
お話しそのものは、作品を実際にご覧いただくとして、この映画で唯一ボクが「おおっ」と思ったのは、副隊長を演じたパクヒスンという人。知的で落ち着きがあるものの、一歩誤れば狂気の道をまっしぐらという難かしい役を上手く演じていた。今まで全く知らなかった役者さんだけに、今後大いに期待したい!
ソンガンホはまずまずでしょうか。この人にこんなヘンテコなシリアスな役は似合わない。 おすすめするにはなかなか難しい作品ですが、興味をお持ちなら止めはしません、はい。 おしまい。 |