「ルビー&カンタン」 |
ボクは納得出来ないぞ! |
ようやく春めいて来たかと思っていたら、また寒さがぶり返す。それでも確実に季節は巡り、気温も上がってきた。“春眠不覚暁”とはよく言ったものだ、夜明けは早くなっているのに、ここ数日続けて目覚まし時計に起こされている。暖かくなって気が緩んでいるのかな。
JR神戸駅にあったオーガスタプラザがいつの間にか名前をプロメナと名前を替えている。ここにあったabシネマも経営が代わりシネカノン神戸になった。以前を含めて、ここで映画を観るのは初めて。三宮アサヒシネマがなくなれば、今後は訪れる回数も増えるかもしれない。映画館そのものは水準以上だと思うけど、ビルがどうもなぁ。まだ若いビルなのに今のままだとほとんど“廃墟”。 が、これって何かおかしい!
何か隠された意味があるのか、それとも経済的な理由だったのか、はたまた、続編狙いなのか?
ダークサイドの親分から女を掠めて、しかもたまたま居合わせた強盗現場から現金を頂戴してしまったルビー。刑務所(拘置所?)に収監される。ルビーから情報を引き出したい警察、持ち逃げされた現金を奪い返したい親分一味。ここにいても双方から狙われている彼は、ダンマリを決め込み一言も喋らない。
この二人が脱獄し、間抜けな親分一味と警察が追いかける。
正直って、ここまでは「イイ」。テンポもいいし、演出も歯切れ良く、かつて好きだったクルーゾー警部を思い出していた。 この筋立てにフランスのお客さんは納得したのだろうか? 教えて欲しい。ボクは納得出来ないぞ!
また、カンタンを演じているジェラール・ドパルデュー。この人、以前にも観ているけど前はもっと「巨人」のようだったような...。 おしまい。 |