「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」 |
予定調和内のお伽噺 |
この日三本目に拝見したのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」の試写会。
ご存知ジョニー・ディップ、「指輪物語」で弓の名手のエルフを演じている二枚目のオーランド・ブルーム。そしてヒロインには「穴」「ベッカムに恋して」のキーラ・ナイトレイ。
でもね、物語りそのものはあんまり大したことはない。血沸き肉踊る一大スペクタクルっちゅう感じでもない。全てが想像の範囲内で収まってしまう、いわば予定調和内のお伽噺のような海賊物語り。なんかロマンが掻きたてられるわけでもないんだなぁ。そうそう、制作はディズニーだもんな。お伽噺と言うよりも、これは大人向けの童話なんだ。
存在感があるのはやっぱりジョニー・ディップ演ずるキャプテン・スパロウ。
完全な娯楽大作。どなたでも安心してお楽しみいただける映画です。ようやく夏らしく暑くなってきたので、涼しい映画館で避暑も兼ねてお楽しみください。 本編が終わり、長い長〜いエンドロールが5分ほどあってからほんのちびっとだけオマケ画像があるので、お楽しみにね(そんなに意味があるわけでもないけど)。それにしても、この最後の画像、どっかで観たような気がするねんけど思い出せない...。 次回は天六で観た、ガイ・ピアーズ主演のオーストラリアの映画「トゥエンティマン・ブラザーズ」をご紹介する予定です。 おしまい。 |