「トランスポーター」

この落差はいったい...


  

スーチーって芝居も出来るけど、こんな風にお飾りのような華奢な女の子の役もできるんだ。そんなことを再認識させられました。
ちょっと酷評されているようなので、観に行くのを躊躇していたのですが珍しく前売りを買っていたので(そうなんです「ミモラ」以来、最近めっきり前売りを買わなくなってしまいました)、早めに観ておこうとソウル疲れがまだ色濃く残っているのに梅田ブルク7に足を運びました。

何も期待せず、何も求めず、また何も考えずに観るのには最適なアクションドラマです。
冒頭の導入部分が凄くかっこいい!
普通、こんなカーチェイスしたら50メートルも進まないうちににっちもさっちも行かなくなるんだろうなぁ。それをぎりぎりで交わして繰り広げられる逃亡劇に「胸がスカッ」としますね。あんまり難しく考えたらあかん映画ですね。

ただこの映画の残念なところは、冒頭の部分とこの映画の本編部分との落差が非常に大きいところ。まるで役者さんは同じだけど別の映画を観ているのかと思ってしまうほどの違いだ。
監督さん(コーリー・ユンとルイ・レテリエ、まさかどっちかが導入部分担当でどっちかが本編担当とちゃうやろなぁ、もしそうだったら導入部分を担当した監督さんは凄い才能だ!)、主演のおっちゃん(ジェイソン・ステイサム)には今後に期待しましょう。刑事役のおじさまもなかなかいい味出してるよね。
しかし、中国から難民のような人を運んできてどうする気だったのでしょうね? 今、どこの国でも難民の受け入れには渋い顔をしていると言うのに...。

一方のスーチーは今後公開予定の主演作がズラリ。楽しみだ!

おしまい(今回は軽いなぁ!)。