「オーシャンズ11」

あんまり‘ピン’とは来ない


  

このところメジャーな映画も観るようになりました。今回ご紹介するのは「オーシャンズ11(イレブン)」、映画館は梅新の東映パラス。ここはほんまにバカでっかい劇場ですね。話題作の封切り1週目ということもあってか、平日の最終回でも150名は入っていたでしょうか、たいしたもんですね。

どじを踏んでムショ暮らしのオーシャン(ジョージ・クルーニー)がようやく仮出所してきた。かれは早速次のヤマに取りかかる。狙いはラスベガスにあるカジノ。このカジノの地下には三つのカジノからのお金が集まる金庫がある。どうやら1,600万ドルほどありそうだ。これをごっそりいただこうという作戦だ。この金庫には現代の考えられる限りの最高水準のセキュリティシステムが施され、まさに難攻不落。
オーシャンはまず昔の仲間ラスティー(ブラッド・ピット)に声を掛ける。このラスティーがこの作戦の番頭さんってところやね。
二人は作戦を練りながら、必要な能力を持ったメンバーを揃えていく。この多士済々、百戦錬磨の面子を選び、このヤマに誘い込む。ここまでがこの映画の第一部。

そして、第二部が作戦実行編。オーシャンと11人の仲間達がどうやってこの地下金庫に忍び込んでキャッシュを運び出すのか。
でも、ここでオーシャンの奥さんテス(ジュリア・ロバーツ)が絡んでくる。オーシャンが刑務所に入っているうちに彼に愛想を尽かして、彼が狙うカジノのオーナーと急接近していたのだ。このオーナー、アンディ・ガルシアって若き日のアル・パチーノを彷彿とさせるねぇ。これを知ったオーシャンはテスをも奪還しようと試みる。ラスティーはこのオーシャンの動きに感づき、このヤマを取るのかテスを取るのかオーシャンに決断を迫る。

まっ、結果は観てのお楽しみですね。

とびっきりの上出来ではないけれど、観ても損はない映画ですね。
ボクには正直言ってあんまり「ピン」とは来なかった。
軽い気持ちでのデートにはもってこいなのかな。どうりで、場内は老いも若きもアベックが多かったような...。

おしまい。