「東京攻略」

トニー・レオンが締める


  

いやぁ、すっかり春ですね。みなさんお元気ですか?

今回観てきたのは、香港の「東京攻略」。会場は梅新の東映パラス2。東映会館の5階にあります。梅田で次に改装するなら、この東映やろなぁ、でも、中は以外と綺麗です。レイトショーのみの上映なのに40名くらいの入りで、なかなか健闘してますね。

この映画、去年中国に行ったときにいろんな所で、VCDが売られていて「こんな映画もあんねんなぁ」と思っていたら、ようやく大阪でも公開されました。夏には沖縄でロケをしたらしい香港映画、タイトルは多分、「決戦!沖縄」(だったと思う)も公開されますよ。

ハワイやアメリカ本土にスターが行って、ロケをする映画って日本にもありますよね。そんな映画の香港版。ロケ地は東京。どうでもいいようなストーリーなんだけど、香港のスターが東京狭しと、暴れ回ります。
出演しているスターは、トニー・レオン、イーキン・チェンそして人気女性歌手ケリー・チャン。おまけにセシリア・チャンも顔を出しています。
こんな映画を観て喜んでいる私って、少し「香港おたく」が入ってるんかなぁ。

トニー・レオンとイーキンとが出てるのですが、やっぱり役者が違うって言うのかなぁ、イーキンだけやったら、ついつい劇画チックに終始してしまうんやけど、トニー・レオンが出てくると、やっぱり映画も締まるねぇ。
それでも、アクションあり、ラブストーリーありの娯楽作品だけに、はちゃめちゃやけど楽しい作品になっています。

ケリー・チャンの婚約者が東京で失踪してしまう。彼は日本の暴力団の秘密を握って雲隠れしたようだ、ケリー・チャンは婚約者を探しに、東京にやって来る。何故か彼女に付いてくるのは香港の内装業者・イーキン・チェン。二人を東京で待ち受けていたのが私立探偵トニー・レオン。
婚約者はどこへ?なんて謎解きよりも、香港の映画らしい強引な筋運びで、グイグイお話が進んでいきます。

この映画を観たから、感動するとか、涙を流すというワケではないのですが、そこそこ楽しい作品に仕上がっています。香港映画なのにほとんど香港が舞台になっていないのがちょっと物足りないけどね。
この作品の公開はもう終了してしまいました。何かの機会があればご覧下さいね。
おしまい。

おしまい。