「超速伝説/ミッドナイト・チェイサー」 |
中身の無いイーキンのプロモーション・フィルム |
だんだん暖かくなってきました。もう3月も中旬ですもんね。2週間ばかりやま歩きに行ってないので、少し運動不足のようです。今日からの連休中に一度は何処かを歩きたいものです。きっと、木の芽が大きくなっていることでしょう。拙宅の庭ではツバキの花が咲き競っています。
さて、シネリーブルで観たレイトショーは香港映画の「超速伝説/ミッドナイト・チェイサー」。お客さんはたったの8名で、淋しいなぁ。
ストーリーはなんとも締まりのないお話しで、絵に描いたような娯楽映画。 イーキンが好きな人にはたまらないのでしょうけどね。お金持ちのボンボンであるスカイ(イーキン)が、いい年をして定職にも就かず、単車や四輪車での公道レースにうつつを抜かしている。 話の前提であるイーキンが凄い大富豪で、なおかつなんでもお金で解決しようという姿勢が、もう既に魅力がなく、その後に出てくるストーリーの一つひとつが面白くない。スカイの母親も父親も薄っぺらな性格だし、イーキンのライバルがあんなおっさんやったらあかんでしょう。
「イーキンが好き」という方は是非ご覧ください。でも、これを読んで下さっている方のほとんどは、イーキン・チェンがどんな人か知らないよね。 イーキン・チェンを知りたいなら「風雲/ストームライダーズ」、セシリア・チャンは「喜劇王」。ニコラス・ツェーは「ジェネックス・コップ」、スー・チーは「玻璃の城」なんぞをビデオを借りてご覧下さい。ジャッキー・チェンばかりが香港映画ではないよ。ちなみに「ジャッキー」と言えば「チェン」じゃなくて「チュン」と反応できるようになったら、あなたもすっかり香港の芸能通です。 おしまい。 |