「リトル・ダンサー」

ガンバレ、ビリー!


  

今日は飛び石連休の合間の日。勝手ながらお休みを頂戴してしまいました。土曜日はお彼岸の入りで、お墓参りとお坊さんのお参り(天気も良くなかった)、天気も悪かったので、ビッグアーチへ遠征する計画は中止。日曜は朝は小雨、9時ごろからはいい天気になったので、陽気に誘われて仁川へ行きました。久しぶりに小さく勝って、これで桜花賞へ向けて弾みがつけばいいんだけどね。

今朝は、ちゃんと早起きして、新神戸から摩耶山を経て六甲記念碑台の手前まで、3週間ぶりのやま歩き。六甲もすっかり春の準備が出来ているようでした。やまから降りて、一風呂浴びてから梅田へでかけました。

前売り券を買ってから随分たつけど、ようやく見ることが出来ました「リトル・ダンサー」。封切りから確か1ケ月は過ぎてると思うんだけど、平日の13:45からの回で60数名の入りは大したモノです。会場は梅田ガーデンシティの梅田ガーデンシネマ。

ビリーは、たった11才なのに誰からも強制されるわけでもなく「自分がやりたいこと」を見つけてしまう。それって、素晴らしいことだよね。ボクなんか40を目前にして、まだ自分が何をやりたいのか判らないのに。

「踊っていると、身体が熱くなってきて、何も考えられなくなるんだ。」
「熱いモノが駆け抜ける、電気みたいにね」

ビリーの人生やこれからに賭けてやろう、と決意する、しかもクリスマスの夜に、父親もいいね。まるで、映画のような話(映画だけど)。

そして15年後。ビリーが主役の「白鳥の湖」の初日。舞台の袖で出番を待つ後ろ姿を見ているだけでも、緊張感が伝わってくる。

「さぁ、君の出番だ!」

誰が観ても感動する映画では無いかもしれないけど、それでもいい作品です。皆がみんな、才能に恵まれていたり、チャンスが平等に与えられているわけでは無いのだけど、「自分も頑張れば、ビリーのように夢をつかむことが出来るかもしれない」って思える、思わせる映画です。女性客がほとんどだったけど、ほんとは若い男の子に観て貰いたい作品でした。そう思うには、ボクはもう年を取りすぎているのかもしれない。

上記のガーデンシネマと心斎橋パラダイスシネマで公開中。ガーデンシネマでは少なくとも4/17まで上映を続けるそうです。
そうそう、ビリーのバレエの先生の娘で、ビリーと同級生でもある女の子が、ボクが知っている「小さい人」に感じが似ているので、興味のある方はご覧下さい。

おしまい。