「OVER SUMMER」

またもフランシス・ンが活躍!


  

続けてパラダイスシネマで観たのは香港映画の「OVER SUMMER」。
こちらも今夜が最終日だったけど「ダンボールハウスガール」の倍は入っている。と言っても20名ほど。いい映画なのに惜しいな。モーニングとレイトのみの公開。でも、考えてみたら香港映画のメジャーなスターが出ている訳でわないから、コアなファンはどんな時間割でも来るのかな。

出演は「ザ・ミッション/非情の掟」にも出ていたフランシス・ン。この人確かになかなか渋くていい。キャラクターは「年喰って、常識に掛かってきたサム・リー」って感じかな、顔は違うけど。
そして、山本譲二を若くしたようなルイス・クー。
この二人が刑事のコンビ役。凶悪強盗犯を追って、マークしている人物が住む部屋の向かいにあるアパートの部屋で監視を開始する。この部屋の持ち主が、かなりボケが入っているおばあさん。このおばあさん、二人の刑事を自分の息子たちが里帰りしてきたんだと勘違いしてしてしている。

それだけなら、単なるコメディになりそうだけど、このおばあさんと、アパートの下でクリーニング屋を営むもうすぐ未婚の母になる女性がからんできて、疑似ホームドラマを演じることになるから面白い。
フランシス・ンは孤児院で育ち、家庭を知らない。だから、ほんの数日の張り込みなのに情が移ってしまい、おばあさんの願いを断れずにこのアパートの住民組合に代理で出席して理事長になってしまう。

おしまいの方では、ちょっと私情に流されすぎかなとも思えるけど、そこには目をつむりましょう。
妊婦役のステファニー・ラムもなかなか素敵ですよ。

 

さて、この土日は二日間とも西宮スタジアムでフットボール観戦。フットボールを見るのは、なんと11カ月振りのことでした。残念ながらギャングはパンサーズの前に破れてしまいました。ディフェンスは良かったけど、オフェンスがなぁ、試合開始前から雨が本降りになっていたらなぁとか、あのファンブルが無かったらとか、いろいろ思ってしまいますが、今年のギャングは力が無かったのでしょう。今日の結果も「善戦」と受け止めて来年以降に期待しましょう(今年が終わった訳じゃないけど)。今の1回生に結構いいタレントが揃っているみたいだしね。パンサーズとファイターズは高い位置で拮抗しているのではなく、低いレベルで五分五分のような気がします。ファイターズは三井が立ち直ってくれば期待できそうですね。いずれにしても甲子園では苦戦とちゃうかな。

映画も観なあかんし、やまも歩きたい、スポーツも観たい。ほんとに秋は忙しい!

おしまい。