「ラッシュアワー2」 |
何も考えなくてもいいお手軽アクション映画 |
この週末には博多と山口へ行って来ました。
さて、今回ご紹介するのは「ラッシュアワー2」。 ジャッキーと言えば本来は「チュン」なのですが、今回ばかりはジャッキー・チェンが主演の肩が凝らないアクション娯楽大作。実を言うと、ジャッキー・チェンの映画をスクリーンでちゃんと観るのは今回が初めてなのです。「香港好き」とは言え、ごめんねジャッキー。 チャン・ツィイーのハリウッドでのイメージは「グリーンディステニー」やねんなぁ。「初恋のきた道」ではないようです。だからこの「ラッシュアワー2」で初めて彼女を観た人にはチャン・ツィイーの可愛さはわからへんやろなぁ、惜しい! ゲスト出演のちょい役ではなく準主役なのに、彼女の良さが半分も発揮されていない。チャン・ツィイーは単なる「アクション女優」やなくて「アクションもこなせる清純派女優」なのに! 前作の「ラッシュアワー」を観ていなくても、またその筋を知らなくても充分楽しめます。観ていた方がもっと楽しめたのかもしれないけど、少なくともボクはチャン・ツィイー以外は何の予備知識もなくこの映画を観て、楽しめました。ストーリーはジャッキー・チェンのアクションを引き出すための「地ならし」にしか過ぎず、これでもか、これでもかってアクションの連続です。アクション中心だけど、シリアスにならず、どこか間の抜けた「笑い」を取る部分が用意されているのがジャッキー・チェンのキャラクターなんでしょうかね。エンディングのNG集も含めて充分楽しませていただきました。 こうなったら「武士(むさ)」の一日でも早い日本公開を待ちましょう。 おしまい。 |