「ラッシュアワー2」

何も考えなくてもいいお手軽アクション映画


  

この週末には博多と山口へ行って来ました。
博多の森球技場でサンフレの応援。この球技場はなかなか良い。トラックがなく、競技場ではなく球技場、だからピッチまでがすごく近い。それにお客さんも良く入っているし、みなさん「普段着」で来ている感じがしてね。なかなかいいです。気に入りました。もちろん、サンフレが快勝したせいもあるでしょうけど。
試合が終わってから、そーさんの実家がある山口市内へ。深夜の到着になってしまいご迷惑をお掛けしました。翌朝は山口でやま歩きの予定でしたが、未明からの雨で中止になりました。ちょっと残念。また今度挑戦します。

さて、今回ご紹介するのは「ラッシュアワー2」。
ちょっと、ボクが観そうにない映画ですが、ついつい足を運んでしまいました。その理由は、ちょっとばかし「心を奪われている」、チャン・ツィイーが出演しているからなんですね。ほんとは、彼女の最新作「武士(むさ)」(韓国制作の映画なのです)を観にソウルまで行こうかと計画していたくらいなんですから、チャン・ツィイーが日本のスクリーンにわざわざご登場とあれば、観ないわけにはいきません。

ジャッキーと言えば本来は「チュン」なのですが、今回ばかりはジャッキー・チェンが主演の肩が凝らないアクション娯楽大作。実を言うと、ジャッキー・チェンの映画をスクリーンでちゃんと観るのは今回が初めてなのです。「香港好き」とは言え、ごめんねジャッキー。

チャン・ツィイーのハリウッドでのイメージは「グリーンディステニー」やねんなぁ。「初恋のきた道」ではないようです。だからこの「ラッシュアワー2」で初めて彼女を観た人にはチャン・ツィイーの可愛さはわからへんやろなぁ、惜しい! ゲスト出演のちょい役ではなく準主役なのに、彼女の良さが半分も発揮されていない。チャン・ツィイーは単なる「アクション女優」やなくて「アクションもこなせる清純派女優」なのに!

前作の「ラッシュアワー」を観ていなくても、またその筋を知らなくても充分楽しめます。観ていた方がもっと楽しめたのかもしれないけど、少なくともボクはチャン・ツィイー以外は何の予備知識もなくこの映画を観て、楽しめました。ストーリーはジャッキー・チェンのアクションを引き出すための「地ならし」にしか過ぎず、これでもか、これでもかってアクションの連続です。アクション中心だけど、シリアスにならず、どこか間の抜けた「笑い」を取る部分が用意されているのがジャッキー・チェンのキャラクターなんでしょうかね。エンディングのNG集も含めて充分楽しませていただきました。

こうなったら「武士(むさ)」の一日でも早い日本公開を待ちましょう。

おしまい。