「顔」 |
渥美清か藤山直美か |
藤山直美は、スターだ。
立ち見の出る映画館で映画を観たのは久しぶり。大々的に広告を打ったわけでもなく、劇場は小さいテアトル梅田だけど、普段は映画館に足を運ぶことがあまりなさそうな方々で、客席は一杯。立ち見もどっさりで、館内は熱気ムンムンでした。凄いね。 彼女が圧倒的な存在感を感じさせながら話は進んでいくんだけど、私は映画がはじまって5分くらいにあるシーンが気に入ったのね。直美ちゃんの仕事は、洋服のかけつぎなどのちょっとした洋裁の内職仕事。今かかっているのは、きっと子供服なんだろう(手提げカバンかな)。白地の生地にライオンやキリン、シマウマ、クマさんなんかがかわいくプリントされている。彼女はミシンを踏みながら、ふと空想するんやな。広い緑の丘の上にお弁当を広げて座っている自分を。後ろには、キリンやシマウマやラクダが遊んでいる。とっても楽しそうだ。直美ちゃんもおにぎりをほおばって幸せそう。どんなカットでもなりきって、私たちの前に現れてくれる直美ちゃんって偉いなぁ。
脇役(?)も芸達者で固められており、豊川悦司、岸辺一徳、中村勘九郎、佐藤浩市などなど。みんなエエ味出しています。妹役の牧瀬里穂もいいよ。この人、どんどん庶民的になっていくなぁ。 満員のお客さんもさぞかし満足して帰られたことでしょう。好評につき、今週末(8/19)からはテアトル梅田の2館ともこの「顔」がかかります。それやったら関西だけでも、最初から松竹系の大きな映画館で公開すればいいのにね。 お盆休みの間に、すっかり「昼寝癖」がついちゃってねむい・ねむい。 さて、お盆の最後にはたかお宅で「収穫祭」が開催されました。私の失敗でちょっと収穫時期を逃してしまいましたが、それでも甘くて美味しいトウモロコシを食べることが出来ました。枝豆も美味しかったですね。今後の秋冬野菜に期待しています。また、これからもガンバって下さいね。 おしまい。 |