「喜劇王」 |
タイトル通りの映画じゃないけど、楽しめます |
誰かサンのダーリンが、建築士の試験に合格したのが確定的になったそうです。おめでとうございます。良かったねぇ。 今回は「喜劇王」という映画。99年香港の作品ですな。向こうのお正月映画として、昨年の暮れに公開され、興行成績香港No.1になりました。前回の「花火降る夏」とは対照的な、大衆向けの娯楽作品です。はちゃめちゃなアクション・ストーリーではなく、ラブ・コメディですね。
本格的映画スターを目指すワン(チャウ・シンチー)は、今日もエキストラ役。しかも、チョンボしてしまい撮影所を追い出されてしまうのね。そんな彼も地元に戻れば公民館の用務員(?)をしながら、演技の勉強にマジメに取り組む好青年。一方、歓楽街のお色気パブ「女子高生の初恋」(いいネーミングのお店、ホステスさんの制服はセーラー服!)で働くミュウミュウは、お店での態度が悪くてなかなか高収入にありつけない。彼女はお店のマネージャーの紹介で、ワンの公民館へ「演技指導」を受けにやって来た。二人は、反発しあいながらも恋いに落ちていくという、ありがちな展開。 劇場は、扇町ミュージアムスクエア。客の入りは30名程度、先週は立ち見も出ていたという話です。今週一杯(7/28)、レイトショーのみで公開されています。香港が好きな人にはお勧めの一本ですな。 今後は「シーズ・オール・ザット」(←こんな学園物が好きなんだなぁ)、「サイダー・ハウス・ルール」、「地上(ここ)より何処かで」(←「ロッキー・ホラー・ショー」に出ていたスーザン・サランドランがおばちゃんになって出ています)、「フィーバー・フォーエバー」(←シンガポールが舞台の青春もの)、「顔」(←藤山直美の映画初出演!)、「あの子を探して」、「クレイジー・イングリシュ」などなど観たい映画が目白押しです。 これからが夏本番です。元気出していきましょう! そういえば、そろそろ「鰻、受難の日」ですね。 おしまい。 |