「シーズ・オール・ザット」 |
富める国、アメリカ |
久しぶりにまとまった雨になり、昨夜は気温が下がってようやく「寝苦しさ」からも解放されました。チャッピーの東京での新居が早く決まればいいですね、でも、きっと、スンナリとは決まれへんやろうけど...。
さて、今回観てきたのは「シーズ・オール・ザット(She's all that)」。観たいなと思ってたんやけど、ずるずるとチャンスを逃してしまい、もうどこもやってへんという状態。ようやく「ぴあ」で発見したのが「高槻松竹」。レイトショーのみでの公開でした。 主演のシンデレラ役の女の子(レイチェル・リー・クック)がいい! 髪を短くして、ドレスアップしたときよりも「もっさい女の子」という設定で、メガネ掛けてるときのほうが断然いいよね。ファースト・フードの店でアルバイトしてるときがチャーミングです。最近は貧しい映画ばっかり観ているから、この映画を観て「アメリカって富める国なのね」とつくづく思いました。ヒロインの家は貧しくて、お父さんはプール掃除の仕事しているっていう設定なのに、もちろん一軒家、しかも街が見おろせる高台に建っている。広そうな庭。広いリビングを出れば大きなプールがあって、地下室にはアトリエ、二階には寝室が何部屋もあって...、とまぁこんな具合。友達も高校生のクセして、自動車通学だし、むっちゃ広い家で50人は友人を呼んで飲めや、唄えやの大パーティー。いいなぁ。こんな映画観たら、中国人もアメリカに憧れるよねぇ。
高校一のモテモテ男が、高校で一番さえない女の子を、卒業パーティのクィーンに仕立て上げるというのが、ざっとしたあらすじ。「こうなるやろな、次はこうやろな」と思っている通りにストーリーは進んで行って、安心して観ていられます。主人公の幼なじみのちょっと太めの男の子の存在が、不思議です。
おしまい。 |