「美少年の恋」 |
最大の問題点は、若者が4人ともゲイであること |
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週末は雨でしたね。この雨のおかげで「目指せ豊作！ 開墾大作戦」もお休みです。拙宅のスイカの苗は好天に恵まれて、葉が4、5枚出てきてもうすぐツルが伸びてきそうです。21日に蒔いた朝顔もフタバが出そろいました。 なんか小学生の日記みたいです。 今回は香港の「美少年の恋」。香港の原題も「美少年の恋」。香港や台湾ではここ数年、「日本語はオシャレ」というブーム（？）で、日本語のタイトルがつけられているのね。会場は久々のアメリカ村パラダイスシネマ。入場者は30名くらいと少し淋しい感じ。ここは、後ろから3列目と6列目が見やすくなっています。先日、井上から教えて貰い、ぴあでも確認したんですが、梅田やナンバのほとんどの映画館で、水曜日が「レディースディ」になっており、女性は1,000円で映画を観ることができます。前売り買うより安いやん。いいなぁ。動物園前のシネフェスタは月曜に男性1,200円のサービスディになっています。 主演は「ガラスの城」にも出ていたダニエル・ウー（呉彦祖／この名前覚えていて損はないと思います）。この人、ほんまに「美少年」やねん。特に警官の制服姿なんか、かっこいいを通り越して「美しさ」を感じます。背も高いしね。この美少年サムを含めて4人の若者たちが香港を舞台に繰り広げる物語。後の3人は、スティーブン・フォン（馮徳倫／ジャッキー・チェンを優男にした感じ、残念ながら少し背が低い）、ジェイソン・ツァン（曾仕賢／イーキン・チェンとヴェルディの北沢を足して割ったような感じ、彼も背が低い）、テレンス・イン（尹子維／韓国のセンターフォワード、チェ・ヨンスにも似ているし、柳沢伸吾にも似ている、背は高いけど、さほどルックスが良くない）。
この映画の最大の問題点は、主人公の若者が4人ともゲイであるということ。対象が男であれ、女であれ、植物やモノであっても、ヒトが誰かや何かを「愛する」と思う気持ちや、相手から「愛されたい」と思い焦がれる感情は、誰にとっても大切だし、美しいモノですよね。そういう感情は凄く上手く描かれていて、「恋する気持ちは」とても素直に私の心の中に入ってきたし、「そうそう」というシーンも多かってんけど、その結果として、男同士でじゃれ合ったり、抱き合ったり、キスしたりというシーンを見せられると、大いにゲンナリさせられます。少し偏見かなぁとも思いますが...。決して、ゲイを奨励している映画ではありませんが、後味があまりよくないのも事実です（途中で帰ろうかと思った）。
ところで、5月25日（木）に「ジョビジョバ」という劇団（？）の「ジョビジョバ大ピンチ・スペーストラベラーver.Zero」という長いタイトルの付いた芝居を観に行きました。場所は上本町の「近鉄小劇場」。館内は立ち見の方も100名位はいたでしょうか、超満員です。20台半ばの女性のグループが多かったですね。この「ジョビジョバ」というのは、東京で人気のあるコント集団（？）で、30ちょっと前の男性6人組。この日は、彼らの関西初公演の初日。東京で受けているという「笑い」が、大阪でも受け入れられるのか興味津々。近鉄小劇場はあんまり大きいホールとちゃうけど、ここが満員で膨れ上がっている事実だけでも、まぁ、成功したみたいなものですね。 とある田舎の銀行に二人組の強盗が銃を持って押し入り、強盗と人質になった4人が繰り広げるドタバタがストーリー。これって、どちらかというと吉本新喜劇（といっても最近のは観てないけど）のノリに近いような気がします。劇中の6人の個性がとてもはっきり描き分けられていて、観ていてとても判りやすかった。ギャグがあちこちにちりばめられているのですが、東京で受けたギャグが大阪で受けてたのかなぁ、と少し心配になりました。芝居の筋そのものがとてもよく練られていて、とても面白い作品になっていました。会場もおおむね好意を持って受け入れていたのではないでしょうか。個人的には、あそこまでドタバタしなくてもいいんじゃないかなぁと思いましたが...。銀行員の清水くんの役をしているメンバー（浦和レッズの岡野とマリノスの上野を足して割ったのをかっこよくした感じ）がなかなか良かったです。 次回の「ジョビジョバ」の関西公演がもしあれば、また行きたいですね。今後、「ジョビジョバ」がどんなふうに化けていくのか楽しみでもあります。 大阪公演はチケットも完売だし、5/27（日）で終了しました。※「ジョビジョバ」のチケット入手には渡辺さんのお友達にご協力をいただきました。渡辺さんほんとうにありがとうございました。 おしまい。 |
