「ららのいた夏」

集英社文庫  川上健一 667円


  

好き嫌いがきっぱり別れるお話しなんだろうなぁ。
ボクは大好き。

こんなお話しは、実際にはありっこないのに決まっている。でもね、大切なのは実際にあるかどうかではなくて、夢を見せてくれるかどうかだ。
そして、この心地よい夢の中でボクは溺れて行くのだ。

ららは湘南の海岸沿いにある高校に通う高校生。
ある日、学校のマラソン大会で彗星が登場する。それがらら。

ここからは、この本を手にとってお読み下さい。ボクが下手にご紹介するよりも、実際にこのお話しを読むことをおすすめします。

いつごろ書かれたのかは知らないけれど、このストーリーを原作とした映画・TV・コミックとかあっても良さそうだけど、どうなのかな?

過ぎ去ってしまった青春時代への郷愁。
そんな作品です。まずまずのオススメ。

おしまい。