ずいぶんご無沙汰していました!
これからぼちぼち再会していきますのでよろしくお願いいたします。
最近、私生活がガラっと変ってしまい、映画を観に行く時間がなかなかない。今回ご報告する映画も、実は4月のアタマの頃に観た作品、もう忘れてしまいそう。それにしても、月日が経つのは早いですねぇ。
昨年の4月1日に突如亡くなった永遠的明星、レスリー・チャン。
ちょうど1年後のその日と前後して、彼の追悼祭としてここ心斎橋シネマ・ドゥではレスリー出演の作品六本が上映されてました。毎日日変りのスケジュールで、さすがに六本全部は観られなかったけど、二本観てきました。
まず最初は「キラーウルフ/白髪魔女伝(原題:「白髪魔女傳」)」93年の作品。
中国に昔からあるお話がベースだそうです。しかし、そこは香港映画らしく、宙を飛び交い剣が舞う、古装劇というやつだ。主役は勿論、我らがレスリー。そしてヒロインにブリジット・リンが登場。この彼女こそ狼に育てられた“白髪の魔女”ということなのだ。
レスリーは武術界の凄腕の剣豪。
一方のリンは敵対するあやしげな教団にいる。対立関係にいるこのニ人が出会い、そしていつしか恋に落ちてしまう。共に争いばかりの世の中から逃げ出し、愛を誓おうとする。
ところが、二人を妬む教団のボスの策略によってレスリーの一門が皆殺しにされてしまう。これを白髪魔女の仕業と疑われ、リンは追いつめられる。そして、レスリーは苦悩するという悲劇の哀しいお話し。
古装劇らしく剣が乱舞するアクションシーンはそれなりに面白いんだけど、ラブストーリに力を入れているのかレスリーとブリジット・リンのラブシーンがやたら長い。まぁレスリーの映画ってたいがいそうなんだけどね。
悪役の教団ボスを演じているのはフランシス・ン。彼の設定はなかなか凄い迫力。この人も役にあわせて演じるいい役者やなぁ。
この映画、同年に続編が撮られたようですね。内容はちょっと違うようですが、レスリーは端役らしい。また機会があったら観てみたいですね。
次は「幸せはイブの夜に」です。
|