ツバキを集め始めてからすぐに買い求めた一種。確か、宝塚の山本にある陽春園という大手の園芸店だったと記憶している。
金魚葉というのは、葉の先端が広がってギザギザになっていて、ちょうど金魚の尾っぽのように見えるところから来ている(のだと思う)。
まぁ、とにかく元気。地植えにしたらぐんぐん大きくなって、拙宅にあるツバキで一番大きくなった。樹勢は極めて強健。
そしてなかなか美しい一重の白花が一杯咲いてくれる。花の姿もいい。受粉も良好なようで、よく結実します。
ワビスケの名は付いているけれど、杓にはしっかり花粉があります。ちょっとだけ早く咲くのと花の姿からワビスケの名が付けられてのでしょう。
白花は咲き始めは美しくて、とても感じがいい。でも、時間が経つと花が枯れて茶色く変色するのがどうもな。特にこの金魚葉はなかなか花が落ちなくて、汚い花殻が残るのが惜しい。仕方ないけどね。時間があれば終わった花を摘めばいいでしょう。
そう言えば、まだ花が若いうちにポトリと落ちる花もあれば、いつまでもしがみつくように木に残る花もある。これも性格なのかな。
(文:04/03/14、写真:04/02/22)
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