2/12・トゥエンティクロス〜石楠花山

まだまだ寒い、東六甲


三連休の最終日、2/12の月曜日にまた六甲へ行って来ました。今回はたかお先生と2人のパーティー。
6:30に阪急夙川駅で待ち合わせ。三宮から地下鉄に乗り継いで、新神戸を出発したのが7:15。今日は曇っているせいか思っていたより暖かい。布引の滝を右手に見て、よく整備された道をもくもくと登ります。道もいいし、道標もよく整備されていて迷うことはありません。だいたい1時間で市が原の桜茶屋。前回はここまで来て雨が強くなってきたので、ハーブ園に迂回して帰ったっけ、今日の天気なら大丈夫。
途中、出逢う人の数も少なくて、この薄ら寒い冬空の下を歩く人はよっぽど物好きなんでしょうか。ここから少し進み天狗道、黒岩尾根へ登る道を見送れば「トゥエンティクロス」の始まり。布引谷を約20回横切る道だったからこの名前が付いたそうです。ほとんど高度差を感じさせない谷沿いの道はとても歩きやすくて、散策や森林浴にもってこいやね。

「トゥエンティクロス」はいい感じ

途中、水の音に混じって鳥の鳴き声が聞こえ、思わず足を止めますが、なかなか姿は見せてくれません。運良く姿を確認できても、鳥の名前まではわからない。もう少し勉強しないといけないね。
残念ながらトゥエンティクロスは名ばかりで、合計6回川を渡っただけで植物園の入口に到着。ここで少し休憩。歩いているときはそうでもないけど、立ち止まると少し寒い。六甲はほんとにツバキが多いですね。今日はほんの少ししか咲いていなかったけど、もう1カ月もしたらきれいに咲き競っていることでしょう。楽しみです。
徳川道を少し辿り、黄蓮谷へ。ここから登りが少々厳しくなります。ところどころに杉の植林があり、薄暗い山道になります。登りのほとんどは木の階段で少しつらい。ふーふー言っていると西六甲ドライブウェイとの出逢い。車道を横切り、もう一汗。この車道から石楠花山の山頂までの階段が一番しんどかった。振り返れば、再度山を見下ろして、神戸の海、そして遠く紀伊半島まで望むことが出来ます。今日一番の見晴らしです。天気が良くて、空気が澄んでいれば関空も見えるかな。石楠花山には想像を遙かに上回る立派な展望台が設置されていてるし、山頂は広場になっているので休憩にはもってこいですよ。

石楠花山からは紀伊半島まで見えます(上手く撮れてないけど)

私たちもここで一息入れました。ストーブに火を入れて小さいカップ麺と熱い飲み物の準備。最初はハーハー荒い息をしていましたが、どんどん身体が冷たくなってきて、いつの間にか指先の感覚が無くなってきます。寒い寒い。たった652mと侮ってはいけません。北風も吹き抜けていくし、麓とは気温もぐっと違うみたい。早々に後かたづけをして石楠花山を後にしました。淋しい炭ケ谷を経て北神急行「谷上」へ。ここから電車で三宮へ戻りました。
思っていたより長いコースでしたが、石楠花山への最後の登りを除けば楽勝のコースですから皆さんにお勧めできるコースです。ファミリーで行かれる場合は、トゥエンティクロスから植物園に入り、正面入口へからバスで三宮というコースが無難でしょう。
お疲れさま。

 

新神戸(7:15)〜桜茶屋(8:10)〜(9:10)植物園入口(9:20)
〜(10:10)石楠花山(10:45)〜谷上(11:40)

 

「英勝寺侘助」3年たってやっと咲きました