「藍色夏恋・あいいろなつこい」

20/Nov./2003

  

このタイトルどう読むのか?
三番街シネマの入場券窓口で迷ってしまった。ふと、置いてある看板に「あいいろなつこい」と、そのまんまやないか! 何となくの意味は解るけど、真意がどうなのかよくわからんこのタイトルの映画「藍色夏恋」(原題:藍色大門、2002年台湾・フランス)。

以前、三番街シネマは中国映画「西洋鏡/映画の夜明け」を上映していたけど、その時は観客が全然サッパリだった。それなのにまた中国(台湾だけど)映画を上映するなんて、支配人か誰かの物好きなんだろうか? でも今回は 意外と人が入っているのに驚く(と言っても10数名だけど)。観にくる人が物好きなんかなぁ?

劇場へ入った後、まだ開場まで時間があったのでビールを買う。ゴキュゴキュとご機嫌よく飲んでたけど、もう酔ってしまったのかついカップを横の椅子に置いた際に袖が当たって思いきりこぼしてしまった! 床が一面ビショ濡れ、まだ半分以上入っていたのに...。劇場スタッフの人に謝って雑巾を借りようとしたら、「お気になさらずに...」と自分で拭き始めて、おまけに「よければもう一度ビールおつぎしますけど...」といやぁなかなか対応のいいスタッフやなぁ、三番街も見直した(どう思ってたんだ!)。

さて、本題、「藍色夏恋」。とにかく爽やか、爽やかな青春映画。
主人公たちは高校生。
「あの男子生徒が好き」って友達が言ってたら、その男子生徒は自分を好きだった、ていう三角関係に悩む女子高生の一夏の恋物語。
僕にはそんな恋愛の経験ないけれど、あぁあの若い頃が懐かしいなぁと昔をひたひたと思い出す、そんな青春映画。高校の頃は部活にあけくれてたかなぁ。 う〜ん、若いっていいねぇ。

いつも観る中国映画の恋愛ものは愛憎劇だとか、なんかこうドロドロした感じのものが多いけど、この映画は綺麗サッパリ初々しく実に爽やか。あんまり話しが動かないので途中寝てしまったけどね。体育教師が主人公の子の後をつけるところらへんは、ちょっとドロドロした所を感じたかな。その後なんにもなかったけど。
ノート一面びっしり木村拓哉の名前は笑ったね。

映画の話今回少なかった、ゴメンナサイ。

次回は「パイラン」をご報告します。