「ブラックホーク・ダウン」

22/Apr./2002

  

お久しぶりです、君蔵です。

先週の土曜日は京都スカラ座にて「ブラックホーク・ダウン」を観て参りました。
当日券を買う時に、ついでにメル・ギブソン主演の戦争映画「ワンス&フォーエバー」の前売りを買ってしましました。この「ワンス&フォーエバー」本編開始の前の予告編でほんの少しだけ流れましたが、どうも僕の苦手な人間愛の感動作品のようですね。面白くなかったらどうしようとちょっと不安です。

さてこのスカラ座、おそらく改装はされてないのか席は背もたれも短いし前の席との距離も狭いのでちょっと苦しいです。スクリーンは大きく高い位置にあるので観づらいという訳ではありません。

土曜で他の映画館では公開初日の映画が多いと言う事もあって、この映画館の客入りは40人くらいでしょうか。映画館の大きさからしては少ない方ですし、現在興業成績4位にしてはあまりですね。

映画の内容はソマリアで実際に起こった戦闘を元にした話だそうですが、最初の30分くらいはとてもつまらなく寝てしまいそうになりました。
人物紹介、各人の複線になるエピソード等でしょうが、相変わらず外国の戦争映画は誰が誰だかわかりません。最後まで誰1人名前を憶えられずに終わってしましました。
しかし戦闘のシーンに入ると目を覚ますドンパチが開始されます。それこそ映画終了まで1時間半以上に渡って延々と市街戦が繰り広げられます。

映画のタイトルであるブラックホーク・ダウンとは、ヘリのコードネーム「ブラックホーク」が墜落(ダウン)したところから。死傷者を助ける為に戦い続け、また新たな死傷者が増えつづけ、戦闘は夜通し行われる展開を続けます。 決して誰も見捨てない、置いていかないという精神はやはりアメリカという国の宣伝になるんでしょうかね。

ソマリアの兵士が言った、「例えアイディード将軍が倒されようと、我々が銃を捨てると思うか!」という台詞が印象に残っていました。

でもこの映画には政治背景も思想もなく、それこそただただ戦闘を描写した映画なんだと思います。
戦争映画好きにはもってこいの映画ですね。

ちょっと長くなりましたがこれでおしまい。サイナラ