「the EYE【アイ】」 |
怖いもの見たさにオススメ |
続けてシネ・リーブル神戸でもう一本。 先に公開された東京では、あまりの怖さに映画の途中で退出する人が続出した、とか。ほんまかな? ボクの経験では、あまりのしょうむなさに、途中で帰ろかと思ったり、睡魔に負けて眠ってしまうことはあっても、怖いがために途中で席を立ってしまうのはちょっと考えられない。とりあえず、ボクはこの映画の途中で、席を立とうとは思わなかった。
香港で暮らすマイは二歳の時に後天的に失明。そして二十歳のころドナーが現われて、角膜の移植手術を受ける。そして、視覚を取り戻す。 ボクにとって、最も背筋が寒くなったシーンは、マンとローレンスチョウがKCRに載っているときに、そのすぐ横の窓に幽霊(?)の姿が映るところ。ここはぞぞっとしました!
何を書いても、これからこの映画をご覧になる方の興味を削いでしまいそうなので、詳しくは申しませんが、ありがちなプロットを「見せる」という観点からはよく考えて練られた作品になっていると思います(何だか偉そうな言い方だけど)。 主演のマンを演じるアンジェリカリー(李心潔)、もともとは歌手なんですね。実はCDを持っています。時にはなかなかかわいい。でも、ボクはタイに住んでいたドナーの方がいいかなぁ。ローレンスチョウはアクションものにはあまり向きそうにないけど、ギャグを飛ばさないリッチーレンやチャウシンチーって感じ。二人ともこれからに期待できそうです。 もうしばらく上映しているはずです。梅田では梅田ガーデンシネマ、三宮ではシネ・リーブル神戸。ボクが観たのは、初日の初回。でも、お客さんはたったの10名。もう少しお客さんが来てもいい作品なのになぁ...(まぁ、午前中だし、台風も接近していたから仕方ないか)。 おしまい。 |