「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

なんだかんだ言っても面白い


  

ちょっと遅くなりましたが皆さん「明けましておめでとうございます」。
今年も旧年中同様、偽ジェ通信ともどもよろしくお願いいたします!
2003年の今年が皆さんににとって素晴らしい年となりますように!

暦の関係で少し長いお正月休暇。ボクは1日早くお休みを頂戴したので10連休でした。しかし、海外へ行くわけでもなくのんべんだらりとしたお休みになってしまいました。精力的に動いたのは年末で、一日は山を歩き、もう一日は加太へ釣りをしに行きました。山歩きはよっぽどの悪条件にならない限りそこそこの楽しさは味わえるのですが、釣りは相手が生き物ですから毎回毎回楽しめる訳には行きません。この借りは春に返すゼ!

お正月まで取っておいた話題作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を観に行きました。公開されてからもう随分たっているのに、正月4日の梅田ブルク7は朝一番の回でもほぼ満席で「さすがハリ・ポタ」恐るべし。

期待を裏切らないと言うか、原作に忠実と言いましょうか、想像通りの映画でそれなりに楽しみました。
敢えて難点を申せば、前作から引き続きほぼ同じ顔ぶれのキャスティングだけに「この人はどんな人が」という楽しみや期待はないわな(その分、安心して観ていられるけど)。それとホグワーツの様子やクィディチィの試合の様子も知ってしまっているから驚きはない。前作ではほんとに感心しながら楽しんだけどね。そういう意味で今回楽しめたのはロンの家と「暴れ柳」ぐらいかな。

前作はいろんな意味で、導入や紹介って感じのストーリー進行だった。今回からは各登場人物の紹介は無く、ポッターが経験する様々な試練にストーリーの中心が移って行っている。だから、ロンやハーマイオニーを含めてハグリットやスネイプ先生などポッター以外の出番が少なくなっているのが残念(だけど仕方ないか)。この傾向は以降になるともっと鮮明になると思う。

次回作「ハリ−・ポッタ−とアズカバンの囚人」では、監督も替わってしまうことだし、もうちょっと原作から離れてもいいと思う。ここまで忠実に作ると、次回作は3時間程度に、そして「炎のゴブレット」では4時間以上の大作になっちゃうよ!

まぁ、なんだかんだ言って、楽しく2時間半を過ごすことができました。
しかし、日本の映画館はなんて静かなんだろう。クスッとも笑わない。途中でボクが声を出して笑ったら、何人もの人がこっちを振り向いていたよ! こんな静かな劇場では面白さも半減やな。
ロンはもう声変わりだったのかな?
まだ観ていない人には、一応オススメにしておきます。エンドロールの最後にオマケが付いているから、場内が明るくなるまで席を立たないようにね。

おしまい。