先週は悪天候と「目指せ豊作!大開墾大会・2001」のために山歩きはお休み。すっかり気候も落ち着いて。サクラも見頃になっています。山の中もすっかり春を迎えていることでしょう。
折角の良いお天気だから、太陽を一杯に浴びようと、谷筋ではなく尾根筋のコース。しかも、あんまりしんどくなさそうで、短いコースと言う予定で、芦屋川から甲南にかけての前衛山を歩きました。今日のコースは難所もなく、ファミリーハイクでもOKです。
4月ともなるとすっかり夜が明けるのが早くなり、5時15分頃には明るくなっている。最寄り駅である阪急の門戸厄神を5時35分の電車でスタート。芦屋川に着いたのが5時50分ごろ。寒くて凍えそうな事もないので、準備体操をしていても身体が軽い。芦屋川の駅前では、ボランティアかな、早朝清掃をされていました、ご苦労様です。
市街地を抜けて、廃校になった三条小学校を迂回すると墓地に横から山に入る入口があります。イノシシ避けの立派なフェンス。
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これが立派なフェンス
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この入口を入るとここからは山道。会下山遺跡を通り抜けると風景も気分も山歩きの風情になります。だらだらとした登りを歩いていくと、宮川からの道との出会い、そして行く手に巨大な岩が見えてきたら、これが「蛙岩」です。
そのまま進むと、こないだ歩いてきた保久良神社からのコースとの出会い。程なく風吹岩跡に到着。ここで一息入れます。
もう汗びっしょりやねんけど、タバコを吸っていると、稜線を渡ってくる風の涼しさが気持ちいい! 山にも春が盛りで、冬の間には聞けなかったような野鳥のさえずりが聞こえてきます。サクラはもちろん、六甲山系に多いミツバツツジも綺麗に咲き誇っています。山道の端にはあちこちにスミレも可憐な花をつけていましたよ。
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ミツバツツジも満開です
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風吹岩跡から少し北に進むと、いつもは寄ることがなかった横池に行ってみました、その景色は比良の子女郎ケ池に似ていないこともないけど、ここまで来る苦労の度合いが違うから較べようがありませんね。丁度、水鳥が2羽やって来て遊んでいました。
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少し淋しげな横池
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横池を後にすると、馬の背状の尾根道が少し。メインのコースから少し離れているし、静かに神戸を見下ろしたいときにはいい場所かもしれません。今回ちょっと危ないなと思ったのはこの箇所だけでスカね。
私が好きそうな、ダラダラした道のアップダウンを繰り返したら、いつの間にか打越山。展望もなにもない。
そのまま、道を下ると、この道沿いの至る所にツバキの群生があり、もうしまいかけの最後の花を付けています。ほんと、そろそろツバキも終わりやね。
十文字山を下り仏舎利塔を過ぎる辺りから一気に興醒めのコースとなり、ここから岡本に駅までの道が長いこと、長いこと。折角の楽しい気分が台無しのコース取りになってしまいました。ちょっと残念。
高度も距離も大したことのないコースで、最後を除けば、とっても気分良く山歩きが楽しめるコースでした。
今日は桜花賞。さぁ、今から出撃だ!!
おつかれさま。
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