今回は独りでの山あるき。
昨夜はこの冬最後の大型寒波の襲来とかで、結構寒かった。山は大荒れかなと思っていたけど、きれいに晴れ上がり、絶好の山あるき日和。といってもごっつい寒い。阪急岡本駅では2度程度あったけど、保久良神社ではもう氷点下。足が寒い寒い。
岡本を出発したのは6:15。住宅地を通って、保久良神社の舗装された参道へ、神社では、大勢の方がラジオ体操をしていました。神社を過ぎると、右手(東側)に展望が開け、ちょうど朝日が顔を出すのが見えました。そう高くない金鳥山(338m)から428mの無名峰までが結構きつい。身体もちょうど暖まり一汗かきました。このあたりから登山道の脇には雪が残り始め、風穴岩のあたりではすっかり雪景色。
先週の東六甲の道とは違い、西六甲の道は明るい道が多くていいね。厳しい寒さも、高くなり始めた陽の光で空気もだんだんあったかになってきます。
風穴岩から高座谷へ下り、荒地山へ向かうはずだんだけど、道がない。地図にはちゃんと点線が書いてあるのだけどなぁ。風穴岩から高座谷へ降りる道は、一旦、大谷茶屋方面(東側)へもどり、すぐに「愛犬家の皆様へ」という看板を左(北)へ曲がる道にです。けっこう勾配のきつい下りを降りていくと高座谷には降りられるのですが、この谷を登る道がない。見落としたのかなぁ。仕方ナシに谷を下る。高圧線の下を過ぎると分岐があり谷から脱出できました。沢沿いに登り切ると荒地山への「道畔」へ合流。この道は「馬の背」状態で結構淋しい。
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「道畔」から荒地山
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ここからがこの日のハイライト「岩梯子」。「大したことないやろ」と思っていたけど、なかなか登り応えのある岩場です。直登で150m程度かな、怖いぐらいの場所もありますが「ロッククライミングもええなぁ」と思ってしまいました。最後の大きい岩で休憩。もう少し西に何カ所かある「天狗岩」にも負けない景色の良さ。気分も最高やね。その後、荒地山の山頂(549m)まで足を伸ばしました。
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雪の荒地山から東お多福山と最高峰
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ほんとは、芦有ゲートを経て奥池から椿谷、そして宝殿橋まで行ってからバスで戻る予定でしたが、ちょっと軟弱になって芦有ゲートからいきなりバスに乗って阪急芦屋川まで戻りました。
この冬最後の雪道にしては、時間も距離も短かったけど、それなりに充実したコースでした。ただ、今回のコースは所々に厳しい箇所があるので、ファミリーハイクにはちょっとムリですね。保久良神社の参道には立派なサクラの並木がありましたか、花見の頃にいかがでしょうか。
お疲れさまでした。
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