天六ユウラク座で上映していた「スターシップ・トゥルーパーズ2」2003年アメリカ映画。
珍しく公開初日に行って来ましたが、初日でもやっぱりいつもの天六。
人間と「バグ」という巨大昆虫型生物との間で繰り広げられる宇宙戦争を描いた小説が原作。前作はTVで拝見しました。お気に入りのマイケル・アイアンサンドは出てたけど、有名な俳優は全然出演してなかった。それでも、お話しのテンポは良く、またワラワラと迫り来るバグとの戦いもなかなか白熱して面白かった。
前作で敵のボスともいうべき知能を持った虫と捕らえて、地球連邦軍の戦いも優性が伝えられるようになった頃...。
より敵地奥深くへ侵攻し、激戦が続く。太陽の光もないある惑星で、進軍中の部隊がバグの襲来に撤退を余儀なくされ、近くの前線基地へと退却。ところが味方がいる筈のこの基地、すでにバグの襲撃によって誰一人いなく、通信機も壊れていた。
救出要請も出来ないまま、部隊はこの基地でバグの攻撃に備える事となる。そんな折、バグに追われて来た一人の兵士が基地に逃げ込んでくる。この兵士、一見なんでもない男のようだったのだが...。
前作はあれほど面白かった作品なのに、この続編はどうしてここまでつまらないのか。いったい何が悪かったのだろうか?
前作はバグとの戦争を描いた単純な話、今回は人間に寄生するという新種のバグが登場して、次々と仲間を増やして隊内に感染されるという、ある種サスペンスちっくなお話しだけどそれが全然面白くないのだ。太陽の当らない星だから終始画面は暗いし、またずっと基地の中でのお話しでなのでダルい。せっかくの宇宙戦争や、バグというエイリアンの題材もまったく活かされてない。こりゃまるで騙された!
シネフェスタでも上映してるみたいだけど、やっぱりガラガラやろな。
前作観てる人でもあんまり観る意味のないお話しでした。
次回は「永遠の片思い」をご報告します。
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