ようやくご報告します「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」、2003年アメリカ。
いわずと知れた、ロード・オブ・ザ・リング最終章。続編が一年越しに公開されるなんて、なんとも気が長い話だと思っていたけど、何時の間にやらもう三部作の最後なんですね。公開されてからな何週か過ぎていましたが、梅田ピカデリーで拝見してまいりました。
この映画の感想を一言でいうと「長い...」
原作があってそれに基づいてる話だから、ここで何を言っても仕方がない。
別段つまらないわけじゃないが、この映画ってよく有るアクションやファンタジー作品と違い、やたらと人間関係を描写するだらだらとしたようなシーンが多い。それが長過ぎると思える理由かなぁ、もう少しスパッと要点だけ描けばいいのにね。
サムとゴラムなんてやってること前回と同じだし、エルフ族が中つ国から船で出て行くとかなんとかそんなのどうでもいいんだけどね(少なくとも僕は)。
しかし戦闘シーンはごっつぃ迫力。今回アラゴルンやレゴラス、ギムリは遅れてやってきてチョット活躍する場が少なかったか?
あんな巨大なゾウ軍団に突撃する兵士達の気がしれん。
だけど私的にはニ部から戦争中心になってしまい、もう少し“冒険”を前面に出して欲しかったなぁ。
フロド一行はどこで何をしているんだかサッパリわからなかった。結局、フロドは最後まで一人で何にも出来なかったんやなぁ、ほとんどサムのおかげや。
ゴラムも最後までそのまんまだった、オチがない。
前作までさんざん悪さをしていた悪の魔道士サルマンなんかは何と今回はまったく登場しない。これにはオドロいた!
いやぁそれにしても長い、長かった。
案の定お尻が痛かった。まぁ、前作まで観ていたのなら当然観るべきお話しだとは思います。
次回は「エル・コロナド/秘境の神殿」をご報告します。
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