おでん

寒い夜にはおでんを食べたい


  

この冬は異常に寒い。寒い夜はおでんを食べて温まりたいですね。
と言うことで、今回はボクがよく作るおでんを紹介しましょう。
一人暮らしを始めてから、最初は市販の「おでんの素」を使ったけれど、どうも妙に甘ったるいうえにくどくて、まるでボクの口には合わない。そこでいろんな研究(?)を重ね、それにちょこちょこお店でも食べて、今では「まぁ、これならいいかな」という味付けが出来るようになりました。でも、おでんはそれぞれの「家の味」があって微妙に違うんだろうな、きっと。
ボクはおでんはダシもさることながら、練り物などから出る油が味の決め手になっているような気がしています。

■材料

練り物(ちくわ、丸天、角天、ごぼ天、さつま揚げ、つみれ、などなど)好きなだけ
厚揚げ
こんにゃく
ゆでダコ
すじ肉(竹串にさしてあるのではなく、ナマのやつね)
ジャガイモ
大根
たまご
※いずれも 好きなだけ
※煮込む鍋の大きさによって自然と決まってきますね

うどん用のつゆの素(粉状のものね)
とりがらスープの素
出し昆布
みりん
お酒

  

■下準備

まず ゆで卵を作りましょう
(その間に ジャガイモと大根の皮をむいたり 練り物をカットしたりします)
ゆで卵が出来たら そのお湯を使って こんにゃくを下茹で
その後 適当な大きさにきった すじ肉をボイルして アクを抜きます

  

■調理

ボクは圧力鍋でおでんを作ります
まず鍋の底に大根を敷き詰め こんにゃくやジャガイモ すじ肉 ゆで卵 出し昆布を数カケ などを入れ
上のほうに練り物や厚揚げゆでだこを入れます
うどん用のつゆの素や鶏がらスープ みりん お酒 そして 水を入れ 味を整えます
でも あんまり気にする必要はなくて 適当に入れても
大根から大量に水が出るし あんまり気にせず行きましょう
弱火で煮込みはじめて ぐつぐつしだしたら ちびっと味見 ちょっと薄味ぐらいがいいです
あれば「しろ醤油」や「白だし」なんかを使ってもいいです
あんまり ダシの色や味が濃くなりすぎないようにするのがボクの好み

圧力を使うなら 圧がかかりだして30分
普通の鍋や 土鍋なら 1時間弱ほど
いずれも弱火で煮込みます
そうすると 練り物がすっかり膨張して それに いい匂いが漂いはじめますよね
出来れば ここまでを前夜に済ませておきます
火を止めて そのまま一晩置きます
翌朝 もう一度ぐつぐついいだすまで弱火で温めます
で 夕食前にもう一度ぐつぐつするまで温めましょう

  

■ ポイント

ボクが気が付いたのは
あんまり時間をかけて煮込んでも 練り物の味が落ちます
だから ぐつぐつしてから 延べ2時間ぐらいまででいいのではないでしょうか
一晩置くことで 味は十分染みこみます

それに 高価な練り物はおでんにはもったいない
おでんに入れる練り物は 安物(やすもん)で充分だし その方がいいですよ

ボクはいつもついつい多目にこさえてしまい
一度おでんを作ると 晩→朝→昼→晩と 四食続けておでんになるので
幾ら美味しく出来ても しまいには 嫌になってしまいます
作る量は ほどほどにしましょう!

リリーフランキーが「おでん君」というキャラクターを描いているそうですね
ボクはまだ動いているおでん君を見たことはないけど

おでんは味もさることながら どんなものを入れるのかも
地方や家庭で大きな違いがあるのでしょう
「私の家ではこんなんを入れてるで〜!」というお話しを 是非教えてくださいね
そうそう おでん君の友だちの「ちくわふ」という物体(番組を見ていない割には詳しい!)
ボクは見たこともなければ 食べたこともありません(もちろん売ってない) どんなもんなんでしょう?
それはさておき
湯気が上がる 熱いおでんをふーふー言いながら食べると
泡盛のチムトンロックが進みますよね...

さぁ、今から作ってみよう!

おしまい。