3/19・稲妻坂〜天狗道〜摩耶山

春の装いをまとった六甲山


天気の関係や諸般の事情で、2週間ばかりやまへ行けませんでした。その間、自宅から最寄り駅まで歩く道すがら、振り返れば東六甲の前衛山と最高峰が見えるのですが、3月だというのに白く雪化粧した朝もあり「こんな朝に歩いてみたい!」と悔しがったものです。

もうすっかり「春」を迎えた六甲を確かめようと3週間ぶりに登山靴のクツヒモを絞めました。
コースは阪急の春日野道から新幹線の新神戸を経て、市が原、稲妻坂、天狗道を通って摩耶山、アゴニー坂からサウスロードを経て、丁字ケ辻。ここからバスで下山の予定。

新神戸までは三宮から歩くより春日野道からの方が近い、というたかお先生の助言を受け、春日野道で降りる。どうでもいいけど、この駅で降りるのは初めてだ。今日はいい天気になりそうですね。6時15分ごろなのに、あたりはもうすっかり明るくなっている。そう言えば春分の日も近い。

新神戸から布引の滝を経て市ケ原までは何度か歩いた道。最初はペースがつかめなかったけど、市ケ原の桜茶屋でトイレ休憩する頃には、すっかりいいペースを思いだしている。歩いていると暑いけど、立ち止まって休憩すると、急に身体が冷えてくる。
この辺りにもツバキがたくさんあって、登山道にも花殻が落ちている、見上げればポツポツと六甲らしい小ぶりの赤い一重が清楚に咲いている。庭のツバキもいいけど、やっぱり野に咲くツバキにこそ趣があるね。アオキも硬かった花芽がずいぶん膨らんで、まさに「春の準備中」って感じです。登るにつれてサクラの花芽の大きさが小さくなっていきます。麓だったら、うっすらピンク色が顔をのぞかしていたのにね。

桜茶屋を過ぎ、しばらく行くとようやく本格的な山道。あちこちにイノシシくんが掘り起こした跡が残ってます。彼らにとったら、春直前の今こそ一番食料の乏しい頃なのでしょうか、それにしても、彼らのパワーには驚かせられます。初めて見たときは何か珍しい植物を盗掘した跡かと思った。
トゥエンティクロスへ向かう道と分かれて稲妻坂へ。途中の無名ピークに地図の載っていない分岐があり、で少し迷いそうになりますが、まっすぐ道をとって下さい。次の分岐が稲妻坂への分岐になります。
僅かな距離で一気に高度を稼ぐので、地図を見ていてもしんどそうなこの坂ですが、思っているほどしんどくはない。それよりも、登山道の荒れ方のほうが気になる。六甲特有の花崗岩が風化して、ずるずるになっている箇所が多いこと。注意して登りましょう。登るより降りるときに注意が必要ですね。

おとぎ話のよう(?)な六甲山牧場、アゴニー坂の途中から

ほっと一息つくと学校林道との出会い、ここを過ぎると、ほとんど平坦なボクの好きそうな尾根道。陽射しが明るくて、気温も随分上がっていそうです。しばらくするとベンチがあります。右手に神戸港、左手の後方に西神中央をみながらの登りはけっこう楽しい。天気はいいんだけど、かすみがかかって、あんまり眺望は効かないのが残念。

数日前からようやく運転がはじまった摩耶ケーブルとロープウェイの駅を見つつ、さほど感動のない摩耶山へ到着。拍子抜けするアゴニー坂を下って、歩みを進めるといつの間にか丁字ケ辻へ。阪急バスのダイヤが先週の土曜日(3/17)から春ダイヤに変わっていて、こんなところにも「春」を感じました。
お疲れさま。

 

春日野道(6:25)〜(7:20)桜茶屋(7:30)〜学校林道出会い(8:20)
〜摩耶山(9:15)〜自然の家(9:50)〜丁字ケ辻(10:25)

 

「関守」しとやかな純白の花

「出雲大社赤藪」開ききっても胴の締まった小輪。