「ファインディング・ニモ」

29/Jan./2004

  

せっかくの休日。この日は久々に大作でも観ようかと思っていた。「ラストサムライ」か「ファインディング・ニモ」かどっちにしようか迷っていた。やっぱりシネフェスタで上映している(人が少ない)ニモにしよう!
それでもさすがに休日。シネフェスタでも親子連れの観客が多い。子供たちはみんな吹替版を観るので字幕版はいつものシネフェスタ。

考えてみればディズニーを問わず3DCGアニメの映画を劇場で観るのは始めて。これでも学生の頃には一応CGを勉強(?)していたので、どういうものかとそこそこの知識はある。オープニングに上映された短編アニメはその頃にも観た事がありました。それにしてもCGの技術は近年各段に進歩しているものだ。いまや人間が写っていてもそれが実写なのかCGなのか見分けが付かないからね。

さて本編。
巷ではなにかと評判にはなっているのでどんなお話しなのかはだいたい知っている。
魚の世界を描いた海の中のお話し。

父親のマーリンが人間にさらわれた息子のニモを探し求めての大冒険。
人間の水槽に飼われているニモが、いかにしてそこから脱出するのか。なかなか興味深い。
マーリンのお話しは、舞台が海の中。序盤のサメと提灯アンコウ以後はそんなに大きな展開が無くイマイチ盛り上がらなかったのに対して、ニモのパートは面白い。お話全体を父マーリンの冒険よりニモの冒険劇にした方が良かったかもね。

それでも最後は感動してホロリと泣いてしまった。
たいそうに親子の愛情を描いたお話しでもないけど、ピクサーの作品で過去一番ヒットしたというのもうなずけます。
しかし、釣りをしてその魚を食べる僕らにはちょっと心苦しいかもネ...。

次回は「延安の娘」をご報告します。