「ジェイソンX 13日の金曜日」

28/Sep./2002

  

ようやく観てきました、ジェイソン。 いわずと知れた13日の金曜日シリーズの10作目です。この映画、9月13日金曜日に公開されたんですよね。

場所は難波の千日前弥生座。京都の京極弥生座で観ようと思っていたのですが、休日の機会を逃したのでこの日に難波までいってきました(梅田ブルクでやりそうな映画だと思ったのに、これまた梅田では上映してないんですよね)。

時間は夜19:25の最終回。この日は19:15過ぎくらいに劇場に着いたのですが、中へ入ってみるとなんと誰も人がいない! ひょっとして皆トイレに隠れているのか? と思いきや、トイレに行ってもやっぱり誰もいない。なんちゅー映画館や、とビックリ。まあ最終的には観客は僕を含めて4人になりましたけどね。

さて13日の金曜日、昔テレビでよくやっていましたよね。でも随分昔だからあんまり憶えてないし、それにしてもシリーズが今まで9作も造られていたのか! というような感じですが、とにかくまともに観るのは今回が始めて。

この映画を観ようと思った機会は京極弥生座で観た予告編。「あのジェイソン復活!今度は未来の宇宙で殺戮を繰り広げる!」と、なんかもうなんでもありの設定に興味を惹かれたからだ。

ストーリの説明は単純。現代に冷凍保存されたジェイソンが445年後に発見され、また蘇って殺戮を繰り広げるというもの。
舞台になっているのは宇宙船内で、2455年の設定。この時代はすでに我々が住んでいた地球は滅びて人は住んでおらず、人類は皆宇宙へ旅立っているということになっている。そしてその地球に訪れた研修中の大学生らが冷凍保存されたジェイソンを発見し、宇宙船へ持ちかえったがやがてジェイソンはそこで蘇生、次々と学生らを殺し始めた。
宇宙船には海兵隊員が同乗していて、彼らはジェイソンを始末する為に武装し出動するが、やっぱり返り撃ちにあって皆殺し。そしてジェイソンは宇宙船を脱出して逃げようとする学生らに襲いかかった!!

とにかくもう、単純で面白い。ホラー映画だけど突然出てきて心臓をびっくりさせるようなシーンもそう無く、グロテスクな描写もそんなに無く、当然ドラマチックなお話も無い。
ジェイソンはとことん追いかけてくる。宇宙に放り出してもまだ襲ってくる。 ホントにもうただジェイソンを観て楽しむ映画だ。
特に一度は頭を撃ち抜かれて、やっと死んだと思われていたジェイソンが、 未来の最新医療技術とも偶然あわさって、パワーアップして復活し登場してきたのにはもう感動と笑いが込み上げてくるしかない。

わざわざ難波まで観にきた回がありました、これはよかった。
でもこの映画館、いつまであるんでしょうか?

ホラー映画では今度エレベーターを舞台にした「ダウン」というパニック・ホラーがあります。(東京ではもう公開してます)。また日本で大ヒットしたホラー映画「リング」のハリウッドリメイク版「ザ・リング」が11月に公開されます。どちらの映画もあの「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツが主演、これは観逃せないですね。

次回は「エンジェル・スノー」をご紹介します。
ではまたサイナラ