「リターナー」

18/Sep./2002

  

今回観ましたのはナビオシネプレックスにて「リターナー」。監督は山崎貴でこの人の作品は以前テレビで「ジュブナイル」というSFファンタジー映画を観ました(全然つまらんかったけどね)。

19:30からの最終回、ナビオは8F、梅田劇場でしょうか。観客の入りも数10人ほど、ナビオでもこのホールは始めてです。ごっついスクリーンに広いホールとなかなかの劇場ですが、ホールに傾斜があまり無いので前の方で観ると首が疲れるでしょう。

今回の映画も「ジュブナイル」と同じくCGも駆使したSFアクションファンタジー。主演は金城武、他にジュブナイルで子役だった鈴木杏も大人(といっても中学生くらいか)になって出演。その他樹木希林や岸谷五朗などが出演してます。

さて、映画のお話し。
ミヤモト(金城武)は闇の裏金を強奪し、その金を依頼主に戻す“リターナー”。2002年10月20日、彼はこの日も闇の取引が行われている横浜のある埠頭に潜入し、現金を強奪した。この時、彼は取引を仕切っていた中国系マフィアのグループの1人である溝口(岸谷五朗)と出会った。ミヤモトにとって溝口は、中国大陸で孤児だった少年時代、同じ孤児で親友であった少年を誘拐し、彼の臓器を売り飛ばした憎き仇敵だったのだ。

復讐に燃えるミヤモトは溝口に挑みかかった。しかし、あと一息の所に追い詰めたその時、突然まぎれこんだ謎の少女に気をとられ、逃がしてしまう。少女の名前はミリ(鈴木杏)、彼女は2084年の未来からやってきたと名乗る。2084年、人類は宇宙人の侵略によって、滅亡寸前に追い込まれていた。この戦争が勃発した原因が、この2002年10月22日。最初に地球に不時着を装ってきた宇宙人が母船を呼んだためだと言う。その宇宙人を殺す為、彼女はこの時代へタイムスリップしてきたのだ。

溝口を仇と狙うミヤモトと、未来に起こる戦争を回避する為にやってきたミリ。この二つの話がやがてひとつに繋がっていくわけですが、SFの設定の割にはどっちかというとアクションがメイン。なのでCGで描かれる宇宙人や宇宙船に全然リアリティが無く、途中で見飽きたりしてきてしまいます。まぁこういう映画だし文句は言えないね。別にどうってことない映画ですが、金城武がお好きな人はどうぞ。

最近は拡大系映画の鑑賞が続く日々、残すは「バイオハザード」です。でもまた来週には「サイン」も始まるし、あぁまた観にいかなきゃ...。
ではまたヨロシク