「メン・イン・ブラック2」

31/Jul./2002

  

ひさびさに拡大系のメジャーな映画を観て参りました。
この日観ましたのは「メン・イン・ブラック2」。別段是非観たかった、という訳でもなかったのですが、5年前に前作を観たということもあり、足を運んだ次第です。
場所はナビオシネプレックス。ご存知の通り梅田スカラ座と、北野劇場とナビオシネが合体したシネコンです。しかし中は別に変わっているわけでもないし、それぞれの劇場名もそのまま。それどころか逆に入場券は8Fでしか買えなくなったので、観客側にとっては不便になったように思えます。
映画は7Fのナビオ・シネ5での上映、19:30からの最終回です。ちなみに同じナビオ・シネ4では「猫の恩返し」をやっていましたが、どちらも観客はさほど並んでいませんでした。
実際ナビオ・シネの劇場はスクリーンはさほど大きく無いし、位置も低い。それに比べて奥行きはやけに長い。座席は背もたれが短いので首を痛くなりやすいと、造りは単館系の劇場です。にもかかわらず拡大系のメジャーな映画を上映してますが、観客の入りをみると長く続きそうもない感じだったかのように思えます。合体してシネコンになったのもうなずける。メジャーな映画だけど人はわりと少ない、という穴場的な映画館という意味ではお得でしょうか。

さてさて本編の方ですが、正直期待をしていた訳では無かったのですが、別に面白く無かったという訳でもなくそこそこ満足して観れました。
ただノリは前作と同じなので、前作を観ていない人には面白さは半減してしまうでしょうかね。特にこの映画は、地球上に異星人が人間と同じように日常生活に溶け込んでいる、という設定なので、実は人間だと思っていたらエイリアンだった、という風な意表をつく演出が多いです。
そういった部分が楽しめる要素になるかと思います。後は相棒“K”役のトミー・リー・ジョーンズとのコンビをみせる主演のウィル・スミスのキャラクターでしょうか。それ以外はストーリもやっぱり前作と同じたいしたこと無い話しです。

別に笑えるわけでもなく、感動するでもなく、興奮するでもなく、そんな映画でした。

次は「タイムマシン」あたりを観に行こうかと思っています。 それではサイナラ