「セッション9」 |
12/Jul./2002 |
ひさびさのホラー映画を観ました。
さて、お話の内容ですが、舞台となっているのはダンバースという名の巨大な精神病院。19世紀に建てられたゴシック様式の建物だが、85年に閉鎖され現在は廃墟となっている。この病院はこの度改修される事となったが、その前にアスベスト(石綿=有害物質)の除去作業の為に5人の男達がやってきた。 人は誰でも、自分の中に別の自分が存在する。そのもう一人の自分は、身体のどこかに潜んでいる。おしゃべりな自分は舌の裏...。 傷ついた心、弱い心に潜んでいる自分は? そしてもう一人の自分が目覚めた時...。 この映画は実在する廃墟のダンバース精神病院で撮影されたとのこと。昔の病院だけあって、精神患者に非人道的な治療を施した奇跡が残っているのもまた一つ恐怖を駆りたてる題材だ。
映画の総評として、前半はちょっとねむたい感じだった(実際寝てしまった)。人物紹介と、病院内の紹介といった感じで話しがあまり進展しない。しかし後半になって真実が明らかになる頃には、興味を惹きます。一人一人殺されていくのでは無く、最後に一辺に皆殺されて真実が明らかにされるというのも割とめずらしいパターンですね。題材とオチの設定としてはいいと思いますが、全体的にわかりにくかったり上手く演出出来てない感があるので残念に思うところがあります、惜しいですね。
週末はまた何を観ようかと考えてます。 |