「マルホランド・ドライブ」

20/May/2002

  

さて梅田に戻ってきたところ、時間は5時半くらいと丁度いい時間だ。以前から観たいと思っていた「マルホランド・ドライブ」を観ることに、最近新しくできた「梅田ブルク7」へ向かいました。
この「梅田ブルク7」なんか最初から印象を悪く感じておりました。僕はいつも映画の上映スケジュールをネットで調べるのですが、「梅田ブルク7」で上映されてる「マルホランド・ドライブ」はスケジュールが掲載されておらず、上映スケジュールは直接劇場へお問い合わせ下さいとのこと。問い合わせの電話番号にはテープによる上映案内とあり、実際電話してみるとこれが何回コールしても繋がらない。夕方の7時前くらいだったかとは思いますが、なんて対応だ!
やっとこさホームページを見付け、直接劇場に電話して確認しました。時間は朝10時のモーニングと夜7時の2回上映。そして「梅田ブルク7」はなんと全席指定席だという!

この日実際劇場へ足を運んでみると受付には上部にモニターがあり、ここで買える入場券と混雑状況を確認できます(なんてハイテク)。チケットは当日と翌日の券が買えます。また座席は自動的に観易い席が順番に割り当てられるとのこと。観易い座席は中央あたりということみたいです。ちょっと何時もと違う感じなので、不安でした。

「マルホランド・ドライブ」が再び梅田で上映されるとは思ってもいませんでした。やっぱりこの映画はマイナーながらいい作品なのか。そんな期待も持ちながらチケットを購入。時間は6時と上映まで1時間あったので、いったん映画館を後にしました。
しかしこの日、なんか胃の調子が悪い。前日に食べた賞味期限の切れたカップ麺のうどんが悪かったのか。1カ月以上賞味期限が過ぎていたのですが、味はそんなことなかったのになぁ。たしかに粉末スープがお湯に溶けずドロドロしてたな...、それと後乗せサクサクの天ぷらがやけに固かったっけ。
まあでも腹痛は少々あるものの、便意はなかったので気にせず、いつものように吉野家で牛丼を食べました。

さて、時間も6時50分になり、入場が許されるとエスカレータを登って劇場へ。ここでは一番小さい定員が114名の劇場での上映でした。僕が入った頃は、まだ10名くらいしか人がいませんでした。客層はみんな若い人達ですね。
「なんだ、やっぱりガラガラやん」と思って、指定の座席を無視していつものように前の方へ座りました。僕は一番前に座っていたので、その後どれくらいの人が入ってきたのかわかりませんが、そんなには入ってこなかったと思います。

さて気になる映画の方ですが、いったいどう説明したらいいのやら。とにかくわけがわからない! 何がどう繋がって、どう関係しているのか、観ていてさっぱりだ。ぐいぐい話に引き込まれるものの、謎が全然解けない。
結末に向けて少しづつ解けていくものと信じて、目をこらして観ていたが結局最後までわからなかった。というより逆に最後はとんでもなくわからなくなってくる始末だ。
しかし主人公の女性2人はとても美人で、魅力たっぷりだ。おまけに裸も観れてよかった。
こんなに謎の映画は始めてでした。もう1度観たい気もするが、観てもやっぱりわからないだろうな。
誰かわかる人に教えてほしいです。

いやあ、映画って、ホント素晴らしいですね。なんて水野晴男の気持ちもわかってきた今日この頃、次は何を観ようかな。6月になると「小林サッカー」やジェット・リー主演の「ザ・ワン」も上映されるし楽しみです。では、サイナラ。