「カンダハール」

01/Apr./2002

  

お久しぶりです、君蔵です。

休日、久々に映画を観に行ってまいりました。
場所は京都朝日シネマ。ここは私が今まで行った映画館の中で一番小さかったです。
100名も入りそうにない学校の教室くらいな部屋、黒板くらいな小さなスクリーン。おまけに「カンダハール」とはまたマイナーな映画で人なんて来てないだろうと思ってたら、意外や意外、50名はいたでしょうか。
後で知りましたがこの日がここの映画館での初日でした。

映画はアフガニスタンを舞台にした話。
主人公の女性はカナダ在住のアフガン人。
ある日妹から手紙がやってくる、ちなみにこの妹さん、地雷を踏んで足を失ったという過去がある。そしてその手紙の文面には、妹は今度の日食の時に自殺すると書いている。
日食まで後、3日しかない。主人公は妹を助けるべくアフガニスタンはカンダハールへ向かう決意をした。

イランからアフガンへ入国するのに難民の家族の第四夫人になりすましたり、コーランを憶えられない少年をガイドに雇ったり、かつては戦士としてアフガンと友に戦った医者もどきの男など、いろいろな人に出会い別れながらカンダハールを目指す。

面白くとも、感動することもなく淡々と話しが続いていく疲れる映画です。
冒頭から地雷を踏んで足を失った人が多く描かれて、今アフガニスタンという国は...、これを訴えたかったのかもしれませんが、僕が一番感じたのはアフガン人(イスラム人?)はとにかく自分勝手でわがままな人が多いなあということでした。とにかくしつこくて何回か腹が立ちました(そういう人物設定かもしれないけど)。

結局、話は結末でないまま終わってしまった。
そして、この映画が首の疲れた一日の始まりでした。
おわり。