#031・一休

華麗にして繊細

(2004/Feb./22撮影)

この一休はフェンス沿いに地植えしてある。
花は薄く繊細。締まった杓の黄色との対比が実に素晴らしい!

が、この一休さんは成長が遅いし、枝が細くて、花も繊細だけど、木もそれなりに繊細。でも、弱いと知っているから割と気を遣っている(つもり)。
この隣りに植わっている金魚葉白侘が勢い良く繁っているだけに、成長の遅さが気になるまぁ。それでも、買ってきたときに比べるとずいぶん大きくなったかな。
数寄屋のようにツボミを摘まなくても、そんなに多く咲かない。今まで何度か結実してる。

ツバキの花には蜜があるのをご存知ですか?
その蜜を求めてメジロがやって来る。朝からちゅんちゅんやって来る。メジロだけならかわいいのだけれど、ヒヨドリも来てしまう。
メジロだけでもそこそこ花が傷むのに、ヒヨドリは強引に花弁ごと喰ってしまうから始末が悪い。見るも無惨な姿になってしまう。はぁ。
(文:04/03/14、写真:04/02/27)

 

白 一重 小輪