#026・宵おけさ

ひっそりと咲く、繊細で上品な花

(2004/Feb./21撮影)

ツバキの花の姿は実に多様。もちろんこの多様さが魅力の一つ。
この「宵おけさ」は咲き始めから、咲き終わりまで写真のような形。このように花弁が開かない姿は「筒咲き」と呼ばれています。筒咲きの花の中でもここまで開かない花は珍しい。
写真の花は気象条件もあり、このまま落ちた。ちょっともったいないな。
薄い桃色にと白が細かく混じったような花の色は繊細で上品。

決して派手な目を引くような花ではないけれど、もっと多くの人に目を留めてもらいたい花ですね。
おそらく新潟の花なのでしょうね。違うかな?
もう何年も前に、どこかのホームセンターで名前に惹かれて小さい苗を買いました。

※調べてみたら、この「宵おけさ」は筒咲きではないようですね。
(文:04/03/13、写真:04/02/21)

淡桃色地に白の縦絞り、一重咲き、小輪